【宿泊記録】箱根風雅 離れ~Miyabi邸~
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、他県への移動も容認された頃、徒歩と高速バス1本で行ける箱根の温泉へ行ってまいりました。
小田急高速バスでいざ箱根
梅雨時期でしたので、あいにくの曇りでしたが仙石高原のあたりは自然豊かで気持ちよい車窓でした。仙石高原バス停からゆっくり歩いて10分ほどかなという印象です。
到着・チェックイン
まずは本館でチェックインをします。特に玄関での出迎えはなく、さっぱり。閑静な雰囲気ですが旅館という感じはしないですね。
本館と別館は道を挟んでいますので、食事のときなどは渡る必要があります。交通量は多くないので渡るのは容易です。でも、面倒。
『Miyabi邸のお客様は、ロビーに軽いスナックやアルコールなどご用意しています。
ご自由にお愉しみいただけますので、大人だけの贅沢な休日を大切な方とご一緒にお過ごしください。』とありますが、2020年3月より休止中とのことでサービスを受けられませんでした。別途ルームサービス制にするなり、事前に決められた数を冷蔵庫に入れておくなり代替提供方法は出来ると思いますがね。
部屋へのアテンドはなし。勝手にどうぞ、さいなら形式。
部屋の様子
取った部屋が悪いのか極狭。ビジネスホテルのスーペリアレベル。ベッドとソファで部屋はいっぱいいっぱい。使い勝手の悪いテーブルと無駄にでかくてどうにも汚らしいソファ。うーむ。
ベッドはたっぷりサイズではありますがまぁ普通。
テレビと今のはやりなのかスピーカーが置かれていました。
金庫や衣紋掛けは標準。シンプル。もう少しハンガーあったらいいのに。
ベイシンはデザイン重視で水撥ねまくりのよくある実用性ないやつ。アメニティは平凡です。
トイレは最新ぽいタンクレスでもちろんウォシュレット付き。
チェックインの際、充電も中途半端に減った液晶画面が指紋だらけの小汚いアンドロイド端末を渡されました。今風のフロントなどにつながる内線の変わりです。予想通り、写真フォルダには半年以上前からのカップルの浮かれた写真がちらほら。際どいのはなかったのが救いですが、管理はザルで都度フォーマットされないものと判断出来ますのでプライベートでのネットサーフィンなどには利用しないが吉という印象です。
客室露天風呂
部屋には温泉がひかれた客室露天風呂が。常時かけ流しではなく、湯量が減ると温泉が一定量出るという仕組みです。朝には冷たくなっていますから、寝起き早々浸かるまでに時間がかかります。しかしシャワーはレインシャワー風のギミックも用意され悪くありません。
夕食
夕食へは本館側へ移動します。フロントを必ず通らなければならない導線や席と席の間が極めて近しい環境からプライベート感をもってゆったりすることは一切出来ず。オープンキッチン風を売りにしているからここら辺は仕方ないでしょうけど、特に目を引くようなプレゼンテーションはないままでした。
ステーキだけ無言で若い男の方がもくもくと焼き始め気づかないうちに皿に盛り付けというイベントあり。
まぁ、普通ですわ。
自販機
別館の自販機はアルコールなし。たかだかビールを手に入れるために道を渡り本館の建物の自販機へ。そして高い。
夜の風景
夜は静かでやっといい雰囲気の景色。でも無駄にライトアップしていて眩しい。
朝食
朝食はこだわり感じられずファミレスのモーニングに毛の生えたレベルだったなぁ。
まとめ
総評として、部屋に風呂つけて少しラグジュアリー感だしとけばまぁ客は来るだろうという雑なイメージで値段と釣り合わず。チェックインの際に渡されたスマホはあまり触りたくないので部屋においてチェックアウトしようとしたら、係員が部屋に取りに行く始末で延々フロントで待ちぼうけ。チェックアウトの際に持参必要なら事前に伝えて欲しいなぁと少しげんなり。
今回の部屋に関していえば、部屋に温泉のついたビジネスホテルというのがこの宿の印象でしたが、他の部屋ならまた違ったものかもしれません。大人の宿を謳っていますが客層は場所柄か若目の方が多く少しざわついている印象でした。