アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

ジャズ、クラッシックを聞いてます(その7)

2019-12-11 10:17:42 | 音楽
 12月、物入りの年末にかこつけて、5枚も買ってしまいました。それでも合わせて税込4120円、一枚当たり約800円程度。そう考えると、さほどの出費でもありません。

 ではさっそく聞いてみた感想などを。


ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ&指揮) ポーランド祝祭管弦楽団 
1550円(税込)*写真左

ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲、大学祝典序曲
ピエール・モントゥー指揮 ロンドン交響楽団
750円(税込)*写真右

 まずはクラッシックから。いやー、びっくり。「ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番」なんですが、心を鷲摑みされたというと大袈裟ですが、ほぼそんな状態。

 最初から最後まで惚れ惚れ、いいなあーと。演奏がすごいんじゃないかと思ったら、やっぱりそうでした。なるほど、どうりで。

 そんなわけで「ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲、大学祝典序曲」の方は印象が薄め。こちらも良いんですが、何せショパン、じゃなかったツィメルマンが良すぎて。



バートランドの夜 VOL.1  アート・ブレイキー
650円(税込)*写真左上

フルハウス  ウェス・モンゴメリー
650円(税込)*写真右上

カインド・オブ・ブルー  マイルス・デイビス
750円(税込)*写真下

 さてお次はジャズなんですが、こちらも驚きの展開が。「バートランドの夜 VOL.1」はすごく期待したんですが、なぜかさほどでもなく。どうしてかしらん。別に嫌いじゃないんだけど、あまりピンと来なかったという。

 「フルハウス」には驚かされる。まるで水のよう。すっと耳に入っていき、あっという間に終わってしまった。まるでうまい日本酒。これね、最初に聞いとけば良かったと後悔。でもね、こっちはジャズについて何も知らないんだから、しょうがないよ。名盤中の名盤とのことですが納得。

 そして「カインド・オブ・ブルー」にもびっくり。聞いてて普通に流れていき、「ええっ!? これで終わり? もう終わりなの?」と慌てて、すぐにもう1回聞く私。でもやっぱり寂しく終わってしまうといか、しゅんとして終わる。

 徹底してますが、これでいいのかなあとも。これが累計で数百万枚売れているということは当時画期的だったんでしょうね。そしてそれが拡散して当たり前になるという。そんな感じじゃないかと。

 そりゃ、わかってますよ。マイルス・デイビスもその時期によって随分と作風も変わることぐらい(一応バイヤーズガイドに目を通したもんで)。だからね、最初に聞くなら「カインド・オブ・ブルー」がいいんじゃないかと思っただけ。

 どのみちマイルス・デイビスの主要なアルバムは全て聞くつもりなので、これからが楽しみ。どう違うのか知りたいところです。


 というようなわけで、今月の5枚ですが、この中でお気に入りは「ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番」と「フルハウス」の2枚。どちらも名盤。他の3枚と合わせて、これからじっくりと聞き込んでいきます。

 さて、それはともかく今回新宿ディスクユニオンのクラッシック館へ行って、ちょっと衝撃的なことが。全集みたいなものに手を出すと、CD5枚とか、6枚とかになり、数千円以上になることに気づいた。

 実は今回そうした全集を買ってもいいかなと思って手に取ったら、7500円ほどしたので諦めた。ということは、クラッシックの場合、こうしたものを買うなら、かなりの予算を組んでおかないといけない。

 さあ、困ったどうするのか。後回しにするにせよ、いずれは買うよなあ、いや買わざるを得ないものが当然出てくるわけで。
 
 まあ、そのときはそのときで考えるとしましょう。あんまり今から心配してもね。他に聞くべきもの多数。腰を落ち着けて行くということで。

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