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お伝えしたように、社会人から作業療法士を目指すには、いろいろなギャップを乗り越えていく必要があると思います。

僕の場合、乗り越えられたのは、いろいろな出会いのおかげでした。

実習先での患者さん、同級生、家族…

もちろん作業療法士を目指して行く上で、必然的にいろいろな人たちと出会うことになると思いますが、最初のきっかけとしてオススメなのは、専門学校などの体験入学や学校説明会などです。

特に学校の先生方とお話できる機会があれば、ぜひお話してみてください。

作業療法士の教員をする場合、少なくとも5年以上は現場で作業療法士として働く必要があります。

お話することで、何となくでも、作業療法士の仕事についてイメージがわくんじゃないかと思います。

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作業療法士になるには3〜4年間、学校に通わないといけません。

その間、いろいろと問題になるのが友人や親戚との付き合い方です。

社会人も、新卒として就職してから数年がたつと、結婚したり、マイホームを建てたり、早い人では昇進して管理職になってバリバリ働いてたりします。

そんなときに来る、遊びや飲み会の連絡。お金がないのは仕方がないですが、周りの話題は仕事の話や家庭の話など。

自分だけ話の輪に入れないでポツン、なんてこともよくある話です。

また、アルバイトを始めても、バイト仲間はみんな年下、場合によっては上司も年下、なんてこともあるでしょう。

こうした社会とのつながりで感じるギャップが、社会人が作業療法士になるために経験する、3つ目のギャップです。

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2つ目に経験するギャップは、勉強のギャップです。

作業療法士になるためには、国家試験合格に向けて当然いろいろ勉強していくことになるわけですが、これが思いのほか大変でした。

僕の場合、社会人になってからもいろいろ資格の勉強はしてましたが、きちんと机に向かって勉強したり、テストを受けたりするのは10数年ぶり。

そもそも勉強以前に、先生から聞いたことをノートに書くという作業が久しぶりすぎて漢字が書けなかったり、居眠りしてしまったりと、慣れるまではだいぶ苦労しました(^_^;)


また、勉強する科目も解剖学や生理学といった医学関係の科目が中心になります。

幸い、解剖学などは「人間の体って面白いなー」と思えたのでよかったですが、運動学など、あんまり興味のない科目は大変でした。

興味がある方は、本屋さんなどで、作業療法士の国家試験の過去問集などをのぞいてみると、勉強のイメージがわくかもしれませんね。

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