数量限定の値引き販売などを行う際、店側が「早い者勝ち!」とメールやメッセージを送ってくることがある。
「先着順」とすべきだ。
「者」は客向きの言葉ではないし、客にとってその商品を購入することが「勝ち」を意味するわけではないから。
「間に合わなかった者は負け」なのかと問えば何か変だと解るだろう。
値引き販売の理由が在庫一掃セールなど店側の都合の場合は特に。「お安くしますのでどうか買ってください」が本音であり、客を競わせていいシーンではない。
10月に増税前のかけこみキャンペーンで「早い者勝ち!」という売り文句をよく見かけた。しかし11月に入って5%還元+増税後対策キャンペーンで、大半の商品が10月よりもはるかに安くで買えている。
ということは何も「早い者勝ち」ではなく、よく考えた人が勝ち。