むぎの城さんぽ

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吉岡神社の石灯篭(群馬県)

2020年11月16日 | その他
吉岡神社の石灯篭よしおかじんじゃのいしとうろう
別名
構造石灯篭
年代1833年(天保4年)
指定史跡町指定重要文化財
場所群馬県東吾妻町本宿656 地図

昭和47年3月1日に町の重要文化財に指定された、吉岡神社の石灯籠と太鼓橋。
その石灯籠は、信州高遠の石工によって1833年(天保4年)に造られたものと伝わります。
鳥居の前の石で造られた太鼓橋は江戸時代に造られたものと伝わります。




国道406号線を走っていると、重要文化財の看板が目にとまります。
ここからは見えませんが、奥には朱色の鳥居があります。


看板

この看板は道路からも見えるので、通過する際に気になっていました。
最近、車を走らせていると看板が気になってしまいます^^;


石灯篭

さて、こちらがお目当ての信州高遠の石工によって造られたという石灯籠です。



あまり古さは感じられないデザインの石灯籠です。
誰の作かまではわかりません。
そこまで調べるには時間がかかりそうなので、今はそこまでは掘り下げません。



こうして高遠の石工作を検索していると、意外に群馬県に多くあることがわかりました。
どうやら高遠の石工は出稼ぎにあちこち行っていたようです。


太鼓橋

こちらの方が古さを感じます。
また破損や風化がみられます。
石灯籠とは使われている石が違うのでしょうか。



太鼓橋の両脇にある、石の彫刻です。
神社に向かって左側は虎が彫り込まれています。



右は…?
竜の手?足?らしきものが見て取れるのですが風化しているのか、よくわかりません。



太鼓橋の袂に彫り込まれた装飾です。
右側は牡丹の花でしょうか。



左は…?
獅子かなあ。


ちょうど1年前に須賀尾宿に寄った際、記事を書くときに吉岡神社の石灯籠が
信州高遠の石工作ということを知り、見に行きたいと思っていました。
本日、通りすがりに見ることが出来ました。
小学生の頃に高遠の石工について調べることがありました。
現在もそのような学習がされているかは、高遠の地を離れてしまっているのでわかりませんが
高遠の石工と聞いて群馬でも見られるとは思ってなかったことなのでちょっとうれしいです。
また、吉岡神社だけでなく群馬県にはまだ他にもあるようなので
また故郷に思いを馳せて探しに来たいと思います。
 

令和2年11月14日 訪問






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