保育士試験ピアノ対策、コレだけおさえれば合格できる!!大切なのは弾けることじゃない!
2017/11/12
転職のために『保育士』の資格をとる人に
実技試験でのピアノ対策についてコツを伝えたところ、
試験一ヶ月前に
「ピアノ持ってない、コード分からない、ピアノ習ったことない」の状態から
一発合格出来たと報告を受けました!!
そのコツについて書きたいと思います。
2017年の試験対策、方法そのものが載っているので是非読んでみてください!
まず、保育士試験のピアノ対策ではピアノの技術は関係なく、
子どもたちが歌うための伴奏を弾きながら歌えることが重視されています。
よってメロディーが弾ける必要はないわけで、歌えればオッケー!
(その証拠に、試験の要項には伴奏楽器はピアノじゃなくてギターでもいいと書いてあります。ギターでの伴奏の場合、メロディーと伴奏を一人で同時弾きは想定されていないからです。
これを試験元に問い合わせてみたところ、採点基準は教えられないとの返答でしたが、現にメロディーを弾かなくても合格できていますので、メロディーを弾けるかどうかは重要ではないです。)
ピアノの伴奏をする上で、
一番子どもたちが歌いにくくなることは「曲を止めたり、やり直すこと」
なので、難しいことを弾けるよりも
簡単な伴奏でも止まらずに歌い続けることが重要です。
コツは、伴奏をトコトン簡単にして、歌に集中できる環境を作ることです。
楽譜を一生懸命見ながら子供の顔を見ずに鍵盤と向かい合っている先生より
子供の顔を見ながら一緒に歌ってくれる先生のほうが、
子どもたちにとっては歌ってて楽しいからです。
歌いながら弾くことって、伴奏が簡単であっても
脳内で処理するものが違うのでピアノを弾く以上に難しいです。
ピアノを弾けるようにしてから、歌と一緒に…だと
歌うと弾けない、弾くと歌えない…になりがちなので
初めから弾きながら歌います、そのかわり一番簡単な伴奏で!!
どの曲でも同じ手順なのですが、
2017年の課題曲の1つである「こいのぼり」を例に説明します。
(試験要項を元に弾きやすいように転調しているので、
試験当日用に楽譜が欲しい方がいたら用意して貼りますのでコメントください^^)
「一年生になったら」の手順はこちら!
http://chocopansuki.com/piano/hoikusi-test2/
前奏は最後に練習します、まずは歌と一緒の部分から!
①左手の小指を下に書いてある音の場所に置きます。
この状態で歌いながら弾きます。
やねよりたかいこいのぼり
ド ド ド ソ
おおきいまごいは おとうさん
ド ファ ソ ド
ちいさいひごいは こどもたち
ファ ド ソ ソ
おもしろそうに およいでる
ド ファ ソ ド
②この場所に左手の小指を置きながら
スムーズに歌えるようになったら、左手の親指を増やします。
鍵盤は、小指がドなら親指がソ…と、鍵盤の数通りに置いてください。
(小指がファなら親指がド、小指がソなら親指がレ)
これで、また歌いながら弾きます。
(弾きながら歌う時にピアノ用の情報量は少ないほうがいいので
説明用に書いていますが、弾く時は小指の音のみのほうがわかりやすいかと思いま す。)
やねよりたかいこいのぼり
(ソ ソ ソ レ)
ド ド ド ソ
おおきいまごいは おとうさん
(ソ ド レ ソ)
ド ファ ソ ド
ちいさいひごいは こどもたち
(ド ソ レ レ)
ファ ド ソ ソ
おもしろそうに およいでる
(ソ ド レ ソ)
ド ファ ソ ド
ココまで進めば、もう半分です!!
③右手を左手と同じ形で、両手同じように
弾きながら歌います。(右手の親指と小指で…)
④3拍子の曲なので、その音のまま
左 右 右 、 左 右 右 とリズムをとりながら
弾きながら歌います。
(一拍目がわかりやすいように左を太字で書いています。)
説明として書くと
やねよ り た か い こいの ぼ り
左 右 右 左 右 右 左 右 右 左 右 右
おおき い まごい は おと う さ ん
左 右 右 左 右 右 左 右 右 左 右 右
ちいさ い ひごい は こども た ち
左 右 右 左 右 右 左 右 右 左 右 右
おもし ろ そ う に およい で る
左 右 右 左 右 右 左 右 右 左 右 右
これで完成です!!!
⑤あとは前奏をつける場合は、
その部分だけドレミで覚えます。一番最後のフレーズを覚えればオッケーです!
おもしろそうに およいでる〜〜のところです、
ドレミーソ ド^ーラーソ ミミレーミ ドーー (ド^は上のドです)
コレを右手で弾けるように練習してください、
歌いながらでなければ落ち着いて弾けるはずです!
そして左手は上で伝えたとおり、
おもしろそうに およいでる
ド ファ ソ ド
この部分なので
右 ドレミーソ ド^ーラーソ ミミレーミ ドーー
左 ド ファ ソ ド
こんな感じです、説明で書くとわかりにくく、
面倒くさそうに見えるかもしれませんが、
実際にやってみると伴奏の部分は10分もあれば完成できてしまいます!
こんど動画も作ってみようかと思います^^
試験当日用の楽譜も必要があれば作って貼りますので、
コメントいただけたらうれしいです。
↓コメントありがとうございました!!
1段目が前奏です、
2段めからが歌ですが、
音符は初めに歌の音程を確認する時に参考するために見てみてください^^
弾き歌いの時は赤い文字だけを見ながら弾いていただけると
歌いやすいです。
追記:
3段目と5段目に右手だけそのままと記載させていただいておりますが
(試験要項のコードと同じ状態)
弾く時に手がぶつかってしまうため、
もし弾きづらかったらこの表記は無視していただけたらと思います。
紛らわしくなってしまい、申し訳ありませんでした。
さらに
簡単にオシャレな伴奏にする方法をお伝えしたいと思います。
とっても簡単なので是非試してみてください!
歌の方法で
右手だけを薬指以外全部弾いてみてください^^
ドのところは、ドレミソという風に!!
ファのところはファソラドという風に!!
書いてあるコードとは少し異なりますが、
オシャレな伴奏になります、
試験がんばってください!!
追記〜〜〜
この楽譜と動画は歌うことを大事にするために
一番弾きやすい伴奏にしようと心がけました。
そのため全てをピアノの白い鍵盤で弾けるようになっております。
しかし、歌う時に音域が高く感じられる方もいるかと思います。
もしも高く感じられた方は、
黒い鍵盤を一つだけ使わなくてはいけないのですが、
それでもよろしかったら
歌いやすいように低い音域に変更したものも作りますので、
気兼ねなくコメント欄に書いてください^^