暗記はスポーツ | 「予備校講師」兼「家庭教師」の名古屋大生の雑記

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勉強だったり、日々の感情だったり、色々綴ります。

 
「どうやったら英単語を簡単に覚えられますか?」
 
「暗記だけは苦手なんで、推測しながらやります」
 
 
上のようなセリフで暗記を少しでも楽しようと
方法論を聞いてくる生徒は結構います。
 
 
たしかにその人にあった暗記法が存在するのは事実です。

文字が覚えやすい人、音が覚えやすい人、
体と連動させた方がいい人、語源で覚える人。
 
その人に何が合うかは千差万別です。
 
 
僕が今日言いたいのは
「暗記はスポーツ」だと言うことです
 
 
僕自身が野球をやっていたので思うのですが、
いくら上手い人から感覚や身体の動かし方を聞いたところで、
自分が同じように出来るかは別の話です。
 
同じように出来るようになって初めて
言ってることが実感でき、その凄さに気付く訳です。
 
そして、それは言葉では説明しにくいものだったりもします。
 
 
そう考えた場合に、
暗記はスポーツだなって思うわけです。
 
勉強出来る人に暗記法を聞いたところで、
その人が経験的に自分に合う暗記法で覚えたに過ぎない。
 
ならば、ただ同じようにやっても
時間対効果が高いとは限りません。
 
最初から効率を求めた結果
効率が悪かったみたいな現象も起きかねません。
 
 
 
暗記も色々なやり方を試行錯誤しながら、
自分の感覚に合う独自の暗記法を
作り上げていくことが大事
 
 
そして、それは段階が進むにつれて、
少しずつ変化していくものです。
 
また、一度出来るようになれば、
様々な勉強に活用できるようになるものです。
 
そういった観点から、
暗記法を考えていってはいかがでしょう?
 
苦手だと思っているだけで、
自分に合う暗記法を見つけたら
意外と得意になるかもしれませんよ~