さて、いよいよ大詰めという感じになってきたG1だが、Bブロックの行方は依然として“混沌” 状態だ。
8/5時点で「2敗」「3敗」は、ジョン・モクスリー、ジェイ・ホワイト、内藤哲也、後藤洋央紀、石井智宏の5名。優勝戦進出はこの5人に絞られたと見て、間違いないだろう。
最も有利なのは、唯一の「2敗」モクスリーだが、近年の「傾向」から言えば「無い」と見るのが妥当だ。
新日本とは専属契約ではないし、いきなりトップ戦線に持っていってしまっては、WWEを持ち上げるだけ。(ジュース・ロビンソンに“勝ちフラグ” が立っているから、おそらく星を落とすのではないか。後藤戦は・・・よく分からない)
そうなると、モクスリーとの直接対決で勝利しているジェイがやや有利となる。対戦を残している後藤も・・・よく分からない。
一方、ファンの期待を一身に背負っている(のか?)内藤はジェフ・コブとジェイとの公式戦を残している。決して簡単な相手ではないが、やはり最終戦のジェイとの一戦で優勝戦進出が決まる展開になりそうだ。
個人的には Aブロックがオカダ・カズチカでも飯伏幸太でも、石井が進出したら会場は大爆発すること間違いないと思われるが、そこまでの展開はあるのだろうか。
石井の残りカードは鷹木信悟とタイチ。勝てそうではあるが、一発持っていかれそうな気もする。“師匠” 長州力が「リングを降りた」年にG1初制覇すれば、盛り上がるだろうが、さて。
もし後藤が進出したら・・・よく分からない。
個人的には、やはりジェイの進出が妥当と見るが、内藤も試合内容的には今がピークだし、東京ドーム2デイズを考えると、「オカダ・カズチカ vs 内藤哲也」しかないかな、という気もする。
いずれにせよ、8・11のメインが終わるまで目が離せない展開となりそうだ。
(モクスリーとジェイ戦を残すジュースの奮闘が鍵を握るかもしれない。モクスリー戦後のジュースは目に見えて試合内容が良くなっている)