SANADAの涙をどう見るか!? ~新日本プロレス10.14両国国技館大会雑感② | DaIARY of A MADMAN

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毎日、ROCKを聴きながらプロレスと格闘技のことばかり考えています。

更新が遅くなってしまったが、新日本の両国大会で気になったことを書いておきたい。

 

メインイベントは「オカダ・カズチカ vs SANADA」のIWGPヘビー級タイトルマッチ。春のニュー・ジャパンカップ優勝戦、その後のIWGPヘビー級戦(5・4福岡)に続き、今年3度目の勝負ということになる。

オカダが「SANADAさんはライバル」と公言するようになってからは周囲もそのように見ることも多くなり、戦前はかつてないほど「SANADA戴冠」への期待値が高まっていた。

もう結果は出ているので結論から言えば、SANADAは完敗だった。

途中、蝶野正洋の“死んだふり戦法” を思わす、「ダメージで立てない」風な動きがあり、一瞬、オカダが「あれ、もうダメなのか?」という表情を見せたのが全てだったように思う。

 

確かに身体能力(運動神経)も、いわゆるプロレス脳も高いSANADAだが、潜ってきた修羅場の差というか、最後の最後、体力の面でやはりオカダは一段上の“化け物” だったように感じたのは私だけか。

 

紙一重ではあるのだが、とても厚い「紙一重の差」を、おそらくSANADA自身が痛感したのだろう。

 

そのショックが、試合後の涙につながったように私は思うのだ。

 

 

ポテンシャルは高くとも、たとえ僅かの差でも、今のままではオカダを超えられない。

 

それを思い知ったSANADAはこのままロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに留まるのだろうか。

 

ファンからの信頼を手にした今だからこそ、環境を変える絶好のタイミングだ。

 

SANADAのもう一段上の覚醒に期待したい。






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