世の中の「自粛」に合わせて長く隠遁生活を送ってきたのだが、ようやくプロレス界も動き始めたようなので、当ブログも約3ヶ月ぶりに再開することにした。
プロレスに限らず、大相撲やプロ野球などは“無観客” で試合を行っており、現状ではサッカーやゴルフ等の競技の大半がそれに続く見込みだ。
一部、「無観客ではプロレスではない」と喚いている輩がいるようだが、何もやりたくてそうしているわけではないのに、相変わらずの無責任さと身勝手さには閉口するばかり。本当にプロレスや格闘技には、もう関わって欲しくない。というか、話題にもしてもらいたくない。
ということで、「空白の3ヶ月間」、いろいろなことがあった。
ネガティブな話になるが、やはりスターダムの木村花さんの件には心から驚かされたし、切ない想いになった。
正直、今の女子プロレスはWWEかGAORAでOZアカデミーの試合を観るくらいで、特に語るほどの知識はない。
だが、花さんはデビュー当時にそのOZで試合をしていたし、スターダムには同じくOZで『MK4』というユニットを組んでいた花月が出ていたので、何となく動向は掴めていた。(スターダムは以前ブログでも取り上げた「暴行事件」の舞台でもあったし)
花さんは、花月と『大江戸隊』というチームでタッグを組んだり、脱退して対立していたりしたが、シングル、タッグ共にタイトルを手にするなど、デビューわずか3~4年にも関わらず、中心選手の一角を担っていた。
訳ありで移籍してきた(詳細は各自調査)ジュリアに対して、逸早く噛み付いたり、順調に成長すれば、いまWWEで活躍しているASKAや紫雷イオらに匹敵するスーパースターになれるだけの選手だったと思う。
それだけに残念だ。
(それにしてもスターダムは、業界の枠を超える「事件」がよく起こる。管理・・・)
「事件」(と言っていいのか不明だが)の詳細については、ここでは触れない。
しかし、本人や周囲の人間の想いとは違った形で、今後も様々な場面で語られるだろうし、利用されることだろう。
関わった人はおそらく全てが「そっとしておいて欲しい」と思うのだろうが、プロである以上、忘れられるよりは不本意な形であろうと、話題になることを望んでいるのではないだろうか。
もちろん、木村花という人間、プロレスというジャンル、プロレスラーというものの習性などを知りもしないくせに、したり顔で偉そうに語る奴を見るのは気分が悪い。一部の「ユーチューバーとやら」がアクセス数稼ぎなのか、暴言を吐いていたことは一生許さない。 (スクショを撮ってある)
だが、「木村花」というプロレスラーがいた証、木村花という女性が生きていた証までをも「なかったことにする」のは、やっぱり悲しい。
彼女のSNSに粘着して、しつこく誹謗中傷していた輩は、必ずやその報いを受けるだろうから、地上波でもスターダムの中継が毎週行われていることでもあるし、今はただ、木村花さんのことを思い出してあげたい。
プロレスファンのできることはそれくらいだと思う。
改めて、心からご冥福をお祈り申し上げます。
合掌