『だるまちゃんとてんぐちゃん』でおなじみの
かこさとしさんが亡くなられました。
ご高齢とは思っていたけれど
最近もどんどん新刊を出されていたので
びっくりしました。
かこさとしさんの本って
たくさんありすぎて
人によって思い浮かべる本が違うのかな?
私は『だるまちゃんシリーズ』を真っ先に思い浮かべましたが
人によっては
『からすのパンやさん』だったり『どろぼうがっこう』だったり
科学絵本や歴史の本など
いろいろなんだろうなと思います。
かこさとしさんの本は
子どもも夢中になるけれど
大人になってから読んでみると
大人だからわかるおもしろさやシュールさも含まれていて
これが結構奥が深いんだなぁ。
だってさ、
『だるまちゃんシリーズ』ひとつとってもそうでしょ?
タイトルだけで、え???ってなりますよ?
だるまちゃんと一緒に出てくるメンバーが
てんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん
972円
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かみなりちゃん
だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)
972円
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うさぎちゃん
だるまちゃんとうさぎちゃん
952円
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だいこくちゃん
だるまちゃんとだいこくちゃん
972円
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とらのこちゃん
だるまちゃんととらのこちゃん (こどものとも傑作集)
952円
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てんじんちゃん
だるまちゃんとてんじんちゃん (こどものとも絵本)
952円
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におうちゃん
だるまちゃんとにおうちゃん (こどものとも絵本)
972円
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まあ、ここまではいいですよ。
におうちゃんって
仁王ちゃんですよね?
もうそれだってつっこみたいのを我慢してるわけですけど
キジムナちゃん
だるまちゃんとキジムナちゃん (だるまちゃんの絵本)
972円
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はやたちゃん
だるまちゃんとはやたちゃん (だるまちゃんの絵本)
972円
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やまんめちゃん
だるまちゃんとやまんめちゃん (こどものとも絵本)
972円
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このあたりまでくるともう、
何が何だかわからなくなってきて
検索しちゃうレベルです。
大人だから正体を突き止めたくなってしまいますが
子どもはすんなり世界に入って行けちゃうんですね、これが。
それを見越して次々と不思議キャラを投入するかこさとしさん。
さすがとしか言いようがありません。
今でこそ『だるまちゃんとてんぐちゃん』は
あたりまえのように読まれていますが
よくよく考えたら
だるまやてんぐに家族がいて
結構庶民的な生活をしていて
だるまちゃんのお父さんはちょっとずれていて
だるまとてんぐの子どもが主人公って
すごく斬新な設定です。
生涯 子どものようなやわらかい頭で
作品を作り続けたかこさとしさん。
本当にありがとう!
だるまちゃんシリーズ
読破してみようと思います。