Y子が元カレと別れたのは3年前。
「もう、出会いなんてないのかな…」
このままいくと、40歳までには必ず結婚したいというY子の願望は叶いそうにない。
そんなある日、Y子がとある喫茶店に立ち寄っていると…
―何だか、向かいの席にいる男の視線が気になるわ―
Y子はソワソワしながら少し落ち着かなかった。
―きっと、私の思い過ごしよね…―
Y子は自分にそう言い聞かせ、そして店を出ようとした時、
「あの…」
向かいの席にいた男がY子に声を掛けてきた。
その後、二人の交際が始まり、Y子は男との結婚を真剣に考えるようになった。
そんなある日、Y子は男の部屋で、読み古された一冊のこんな本を見付けた。
“女を騙す結婚詐欺師の手口”
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