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通級とは?通級指導教室のメリットとデメリットを分かりやすく解説!

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学習障害
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成長に少し心配があるお子さんや、発達障害・グレーゾーンのお子さんをお持ちの方にとって、「通級指導教室」がどんな場所なのか、ということは大きな関心ごとであると思います。

  • 通級って何?
  • どんな子どもが通えるの?
  • 通級では何を教えてくれるの?
  • 通級に行くことで、いじめや偏見にあわない?
  • メリットやデメリットは?

こんなふうに通級に通うことが本当に子どもにとっていいことなのか不安に思ってしまうのは当然です。

そして、学校生活での困難を改善するために、どのような教育スタイルが「子どもにとって一番いい方法なのか」と考えてあげることは、親としてとても大切なことですよね。

今回は、そもそも通級指導教室とは?という基礎知識から、通級指導教室に行かせようか、どうしようか…。

そのように迷っている方のために、通級指導教室に対するさまざまな不安や疑問、メリットやデメリットについて解説します。

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通級とは? 通級指導学級の基礎知識

通級とは、通級指導教室のことです。

ことばの教室、きこえの教室、特別支援の教室、また、植物や動物の名前で〇〇教室と呼ばれることもあり混乱してしまいますよね。

通級は、呼び方に違いはあるかもしれませんが、いずれも「障害の程度が比較的軽い児童(生徒)が、障害の特性に合わせた指導や支援を受けるために、月に1時間から数時間だけ行く教室です。

障害の特性に応じて「個別」で受けたり「少人数」で受けたりします。

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通級はどんな子どもが行くの?

普通学級に在籍している児童が行きます。

支援学級に入るほどではなく、かといって集団の普通級では少し心配な部分があったり、実際に困りごとがあったりする子どもが利用する場所といえます。

言語障害・自閉症・情緒障害・弱視・難聴・LD(学習障害)・ADHD(注意欠如・多動性障害)などの障害の特性がある子どもが対象になりますが、決して医師による診断名が必要なわけではありません。

診断名がなくても、通常の学習や学校生活の中で困りごとがあれば、いつでも相談し、通級の申し込みをすることができますが、実際には担任の先生から提案されるケースが多いでしょう。

では、具体的にどのような困りごとかというと

  • 注意欠陥多動性障害の傾向があり、じっとした状態で授業を受けることが難しい。

  • 学習障害の疑いがあり、読み書き計算などのいずれかに、かなりの困り感を抱えている。

  • 人の気持ちを理解することが苦手で、友達とのコミュニケーションに困難がある。

  • 自分の意思のコントロールがしづらい。

  • 教室では一言も声を発することができない。(場面緘黙)

  • 言語の問題(発音が不明瞭、語彙数が極端に少ない、言葉による理解に困難)がある。

 

これらは一例ですが、普通学級で担任の先生が一人ではフォローしきれず、本人に困り感がある場合に通級指導教室の検討がなされます

では一体、子どもが通級に行くべき状況なのかどうか、通級の利用を誰が決めるのでしょうか?

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通級の判定とは?誰が決めるの?

通級指導教室に行く必要があるのかないのか、その判定に明確な基準はありません

あいまいな表現になりますが、普通級での学習にほとんど参加できるが、一部分において特別な指導を必要とする程度、というのがひとつの判定基準とされています。

判定があいまいなため、地域や学校によって判定が異なる場合があります。

普通級での学習に問題や困難を抱えていないか、学校生活で本人や周りが困りごとを感じていないか。

親の希望や本人の状況など、さまざまな側面から総合的に通級での指導や支援の必要性を判断され、通級に通うことを検討されます。

学校側が勝手に、通級指導教室に通うのか、通わないのかということを決めることはありません。逆に親の一存で決めることもできません。

通級は週に何時間ぐらい利用できるの?

通級にどれぐらいの時間、指導や支援を受けに行くのかは、障害の程度により一人ひとり違います。

また、通級指導教室の希望者は年々増加していますが、 通級指導教室の設置が追いついていない地域もあります。

学級数や受け入れ可能人数などの地域差はとても大きく、指導や支援の必要性があったとしても、一人の児童(生徒)が指導を受けられる時間数が少なくなっているという地域もあります。

月に「1回」という子どももいれば、「週に数時間」通級へ通うという場合もあり、指導や支援の時間には学校によってかなり違いがあるというのが現実です。

また、普通学級での授業を抜けて通級で指導・支援を受けることになりますが、その時間は通常通りの授業時数としてカウントされます

もちろん、欠席や遅刻、早退扱いされることもありません。

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通級ではどんなことをするの?指導や支援の内容

通級に行く子どもには、一人ひとりの障害の程度に応じて具体的な目標や計画が立てられます。

つまり、通級指導教室で受ける指導や支援の内容は一人ひとり違うのです。

通級で学習上・生活上の困難を改善

学習上・生活上の困難を改善するための指導や支援。

分かりやすく言うと、困りごとを軽減するための指導や大人になって困らないためのスキル、生きるために必要なスキル、このような自立に欠かせないスキルを身につけるための指導内容になっています。

通級で教科の補充

通常の授業では学習の定着が難しい学習障害の子どもの場合は、各教科の内容を補充するための指導を行うこともあります。

たとえば、読み書きの学習を中心に行ったり、具体物を使って足し算の概念を学習したりというように、学習上の苦手を克服するための指導が行われます。

また、コミュニケーションなどに困難がある場合は、小集団でソーシャルスキルトレーニングを行ったり、運動機能で問題がある場合は、運動指導が行われたります。

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通級のメリットとは?

では次に、実際に通級で指導や支援を受けることに、どのようなメリットがあるのかについて説明します。

通級で一人ひとりに合わせた指導や支援

一人ひとりの特性や状況をふまえて、具体的な目標や計画を立てられます。

そのため、普通学級では難しい、その子に必要な指導や支援を個別に受けることができます。

通級での学習の様子をこまかく伝達・報告

小学校では保育園や幼稚園の時のように、親と先生が連絡帳でこまめにやり取りをするということは基本的にはありません。

よほど大きなトラブルがない限り、学期ごとの懇談時に報告されることがほとんどです。

しかし、通級に通う子どもの場合は、通級の先生からどのような内容の指導や支援を受けたのか、ということが細かく書面にて報告してもらえます。

また、学級担任にも通級で何をしたかということが報告されており、通級の先生、学級担任、保護者という三者で連携しやすい体制が整っています

学習の内容や、学校での様子が分かるというのは親としてはとても安心ですね。

集団の中でコミュニケーションに難しさがある子の場合、普通級でトラブルや困難を抱えてしまうことがあります。

そのような子どもにとっては、通級がリラックスできる場所となることがあります。通級の先生がしっかりと心の内を聞いてくれる、寄り添ってくれる

このように、通級指導教室がオアシス的な役割を果たしている学校もあります。

また、同じような悩みを抱えている仲間がいることも大きなメリットです。

コミュニケーションに困難を抱えている子どもたちが、大人の見守る中で正しいコミュニケーションを学ぶこともできます。

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通級のデメリットとは?

これまでに、通級指導教室のメリットについて説明してきました。

通級にはメリットが多くあるように感じた方もいるかもしれません。しかし、実際には通級にはデメリットもあります。

通級を利用したい場合は、デメリットについてもしっかり把握する必要があるといえます。

では、通級にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?

通級へ行く時間的なロスと送迎の問題

通級指導教室は、全ての学校に設置されているわけではありません。

自校にない場合は、送迎にかかる時間と、誰が送迎をするのかという現実的な問題があります。

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通級を利用すると普通授業の補習がない

通級を利用している子どもの中には、通級での指導や支援が週に2時間という子どもが少なくありません。

月に8時間となると、かなりの時間になりますよね。自校に通級がない場合は、さらに時間的なロスは大きくなります。

また、抜けた普通学級での授業の補習もありません

みんなが国語の授業をしている時に通級でも同じく「国語」が受けられればいいですが、「算数」になることもあります。※可能な限り調整はされます。

低学年のうちは親が家庭でカバーできることもあるかもしれませんが、高学年ともなると親の負担は大きくなります。できないという場合ももちろんあるでしょう。

また、抜けた授業の分だけ、同じクラスの子どもたちとの交流の時間が減ってしまいます。

子どもの気持ちを考えると、抜ける授業数が多くなってしまうと疎外感が生まれるデメリットもあります。

通級でいじめや偏見

通級に行くことがいじめの直接的な原因ではない場合もますが、通級に行くことを他の児童にからかわれたり、バカにされたり…。嫌な気持ちになってしまう子どももいるようです。

特に中学年以降にこのような問題が起こりやすいといえます。ただし、これは担任や学校側の責任です。「通級」で勉強することに特別感や心理的な壁を作らないような言葉かけがあれば この問題は起こりません。

また、保護者の中には「あの子は通級に行っている…」という偏見を持つ方もいるようです。

偏見がある人を気にする必要はないですが、そのような悲しい考えを持つ方もいるということを頭の隅においておくと、子どもが万が一傷ついた時にも冷静に対処ができます。

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通級へ通う子どもの気持ち

低学年のうちはあまり問題になりませんが、年齢があがるにつれ、自分が他の子と違って通級指導教室に通うことに疑問を感じるようになります。

また、普通級から通級指導教室への移動に大きなストレスを抱えてしまうこともあります。

「なんで自分だけ通級に行かなくちゃいけないの?」

これは、成長していく過程で多くの子どもの中に生まれる疑問といえます。

もし子どもが通級に通うことに対して「なぜ」という気持ちを持った場合、子どもの気持ちにしっかり寄り添い、保護者の方は子どもに説明してあげる必要があります。

そうでないと、子どもは通級へ行くことに納得できません。

また、「自分は他の子よりできない人間だ」という気持ちになり、自己肯定感が低くなってしまったり、知らないうちに苦しんでしまったりする危険性があるのです。

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通級の効果に期待しすぎるのは危険

これまでに説明したように、通級に通える時間は月に数時間程度です。

地域によっては、月に1回ということもあります。

通級指導教室に通うことができたとしても、その時間だけで子どもの困難をすべて改善するには、時間的に足りないのが現状です。

過度に期待してしまうと、「通級に通わせたのに効果がなかった」という気持ちになりかねません。

どのような子どもにも言えることですが、家でのフォローや親の関わり方、心がけ、子どもへの関心は、子どもの成長にとって欠かせません。

学校任せになっていたら子どもの持っている「芽」は伸ばしきれません。学校と家庭。その連携の中で子どもを見守り、そして励ましていくことが大切です。

通級に通うことでスキルを伸ばすというよりも、さまざまな先生と関われることや、すぐに相談できる体制であること、支援機関とのつながりが持てること、情報が入りやすいということを主に考えた方がいいかもしれません。


このように、通級指導教室を利用することには、メリットもデメリットもあります。

障害の特性や地域性、年齢によって通級を利用するメリットやデメリットは変わってくるといえます。

低学年のうちは親が子供の性格や障害の特性から、通級の利用を判断しなくてはいけない場合が多いといえますが、中学年や高学年になると、子どもの気持ちを第一に考えなくてはいけないことも多くなります。

通級指導教室を利用するかどうかは、通級の先生や周りの意見、子どもの気持ちを尊重し、つねに見直していくことが必要です。

子どもにとって何がベストなのか、その時その時の状況に応じて、通級をうまく利用しましょう。

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通級に行きたい場合はどうすればいいの?

では最後に、通級を利用したい場合、どうすれば通級に行くことができるのか?という疑問にお答えしていきます。

自治体によって違いがありますので、通級を利用したい場合は、なるべく早めの情報収集と行動をこころがけましょう。

通級指導教室の申し込み・相談(入学前)

入学前の場合は夏から秋ごろに行われる「就学相談」にて、相談することができます。就学相談とは

  • 普通学級
  • 普通学級+通級の利用
  • 特別支援学級
  • 特別支援学校

これらのどの就学先が子どもにとってベストなのか迷った時に相談する機会です。

就学相談は申し込みが必要ですので、まずは教育委員会へ直接連絡して聞いてみましょう。

就学相談の時期は、お住いの地域によって違いがあるので、なるべく早めに(できれば年長さんに上がった年の春頃に)就学相談の日程を聞き、まずは就学相談会の申し込みを可能な限り早めに把握しておくことをおすすめします。

また、その時までに何をする必要があるのか、ということも聞いておくと安心です。

※「就学相談」では、通級を利用することが希望であるならば、そのことを前提に話をすすめ、保護者の意向をしっかり伝えましょう。

上の章でもお伝えしましたが、普通級での学習にほとんど参加できるが、一部分において特別な指導を必要とする程度、というのが通級を利用する子どもの基準です。

普通級ではかなりの支援が必要となる場合は、通級の利用ではなく、支援級の方が適していると判断される場合もあります。

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通級指導教室の申し込み・相談(入学後)

小学校へ入学した後に、通級による指導・支援が必要となることもあります。

保護者の方が通級の利用を希望するのであれば、まずは担任の先生に伝えましょう。

また入学後、学校側から通級に行くことを提案されることもあるかもしれません。

もちろん、そのような場合は担任の先生が一人で判断したことではなく、学校の職員での話し合いや、専門家の判断なども含めた結果、保護者の方に伝えられていることがほとんどです。

その場合は、保護者と本人の希望があれば話がスムーズです。

ただし、通級に行きたいという希望があっても、年度途中から利用することができない地域もあります。定員枠に余裕があれば、年度途中であっても利用することができることもあります。

子どもにとって、一番良い教育環境を整えるためにも、早め早めの行動がとても大切になってきます。高学年になってからの支援では、もう手遅れ…ということにもなりかねないのです。

「どうしようかな…」と、その場で足踏みしてしまうより、まずは一歩踏み出してみましょう。

 

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まとめ

通級指導教室を利用するというのは、保護者の方にとって一つの大きな決断といえます。

通級に通うということは、親だけでなく子どもにとっても、とても勇気のいることですよね。

発達障害・グレーゾーンの子どもたちは困り感を抱えていても周りには見えにくく、大きな問題が起きない限り、何の指摘も受けずに小学校に入学してしまう場合があります。

実際、わが子が発達障害かもしれない…と保護者の方がうすうす感じながらも、どうしたらいいのか分からず、支援の機会を持てずに入学しまう子どもは多いです。

でも、通級の利用を検討している状態なのであれば、それは子どもに何かしら困りごと、心配ごとがあるという「現実」があるのです。

その現実を見過ごしてはいけません。

保護者の方が、「何とかなる…」という思いでいると、子どもは学校生活の中で必ず、困りごとを増していってしまいます。

適切なフォローを受けることができず、困り感を抱えている子どもたちは大勢いるのです。

通級を検討している子どもの場合、何かしらの支援は必要なはずです。学校、家庭、放課後デイサービス、その他の支援機関…

ただ、決して「通級の利用」だけが、支援の方法ではありません。自分がしっかり家で見ます!という選択でもいいのです。

あくまでも通級は選択肢の一つである、ということです

「通級」に通うことが現実的に難しい環境にいる子どもたちも大勢います。通級という選択肢があることは、とても恵まれているといえます。

とはいえ、通える環境にあったとしても保護者の方の悩みは大きいですよね。

通級に通うことで、子どもがどれぐらい伸びるのか。通級に通うことを他の友達があたたかい気持ちで受け入れてくれるのか。

それは、実際に一歩踏み出してみないと分からないことが多いです。

通級に通うことを迷っている場合は、担任の先生や学校、そして何より、子どもの気持ちを大切に、よく話し合って決めることが大切です。

きっと、子どものためを思った決断に後悔や間違いはないはずです。

ひまわり

 

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