トルコのシリア侵攻についてのニュース VS GCI | パパケベックの総合ブログ

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10月18日追加。

驚いた!トルコを訪問したアメリカの代表団の二人のマイク、その後トルコの撤退条件が発表された。

AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3250079?cx_part=top_topstory&cx_position=1

 

トルコ、シリア軍事作戦を停止 クルド部隊撤退後に終了へ

 

「 軍事作戦を5日間停止

クルド人が率いる部隊が安全地帯から撤退し国境から離れることを条件に作戦を終了する意向 」

 

最低限でも、トルコは国境地帯にシリア難民を移住させることかな。

 

アメリカの経済制裁などとるに足らないような発言をしていたトルコのエルドリアンだったが、アメリカに折れたか、単なる強がりだったか。

 

トルコの妙な動きについては

ウィキペディア

トルコ軍によるシリア侵攻 (シリア内戦)

 

 

今回のトルコの動きでトルコの意向が実現しそうなものは、シリア内のトルコ国境沿いにある「安全地帯」の創設かもしれないな。

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10月17日追加。

トランプがトルコのエルドリアンに親書を送った内容を公開。

さらにイタリア大統領との会談後にいくつかヒントになる発言をしていた。

ロイター

https://jp.reuters.com/article/us-turkey-idJPKBN1WV28Z

まず、ロシアの動向については「問題ない」

 

次にトルコとシリアの国境について「アメリカにとっては戦略的に素晴らしい」と。

 

トルコとシリアについては、「 徹底的に論争を繰り広げるか、戦闘でけりをつけるかもしれない。 」と、トルコのシリア侵攻について事実上の「第三者的見方」を言った。

 

つまり、トルコがどこまでやるかをある程度知ったうえで結果的にシリアとの関係をどうするのか決めなければならないと言ったに等しい。

 

トルコは国境地帯に「安全地帯」と称するトルコ内のシリア難民の「移住」地域の設置を考えている。

 

残りの問題は、シリア政府・アサド政権とクルド勢力との関係に絞られる。それをシリアがトルコとの間でどうするか決めなければならないとトランプが言明したのだ。一応トランプはトルコへの経済制裁を実施するようだが、どのようになるかに従ってトランプの政策も変更可能になるはずだ。

 

 

アメリカのトランプがトルコに使いを走らせるとか。どちらも「マイク」のペンスとポンペオ。

AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3249694?cx_part=top_category&cx_position=5

 

「 16日にトルコの首都アンカラに向けて出発する

 

他方シリア政府軍は、ユーフラティス川の東側、マンビジに進駐。

https://www.afpbb.com/articles/-/3249486?pid=21746761&cx_part=p1link

 

ユーフラティス川の西側はトルコ軍。AFPの地図。

 

シリアからのアメリカ軍撤退の後はロシア軍が進駐しているとか。

AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3249754?cx_part=top_category&cx_position=4

 

次の情報ーーー「 ロシア政府によれば、同国憲兵隊はトルコ政府と協力し、シリア政権軍とトルコ軍を隔てる地域で巡回を続けている。 」

 

トルコと戦闘しているクルド勢力がシリアの支援を要請したのは、ロシアが介在していた。そのロシアはトルコと協力関係、シリアとも協力関係、クルド勢力とは仲介した仲。

 

アメリカがあっさりと引き上げた背景を考えると、シリア内の親イラン武装組織が今まで通り動けなくするには、シリアから撤退して、ロシア主導のシリア内戦をさせたほうがいいと見たためか?

 

シリアのように全土を掌握していない政権の国内事情は、テロ組織の温存地域になるしかない。いっそのこと、シリアのアサドにシリア全土を安定的に統治させる方が、シリア内の親イラン武装勢力のようなものがなくなることを意味することになる。そうなれば、イスラエルにとっても脅威の一つが消滅することになる。あとはイランそのものだ。イエメンの親イラン武装勢力が今どうなっているかはわからないが、問題は簡単になりうる。その代り西欧から批判の的になっているアサド政権を野放しにすることにもなるが。

 

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シリア撤退の反応したイランとトランプ政権の動向 VS GCI

 

上記記事の追加分。事の発端はシリアからのアメリカ軍撤退をトランプ大統領が宣言したこと。

 

10月16日追加。

トルコの大統領とロシアのプーチンとの電話会談。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019101602000264.html

 

ロシア軍は十五日に北部の要衝マンビジュを掌握したシリアのアサド政権軍に伴い、トルコ軍との間で監視パトロールを実施した。

 

記事には面白いものが付加されている「 トルコ軍と政権軍の衝突は容認しない 」ーーーロシアの ラブレンチェフ・シリア問題担当特使。政権軍とはシリアのことだ。トランプが事前に知っているとすれば、シリアからのアメリカ軍の撤退を宣言する前にロシアと話はついているとか?

 

トルコとロシアは、協力関係があり、シリアとロシアも協力関係がある。すると、クルド武装勢力に関しては、トルコの思惑をトランプが認めたことになるのではないか?

 

シリアにアメリカ軍を派兵したのはトランプ以前だ。

 

ロシアはクルド勢力と話をつけた。その先にあるのは、クルドの自治政府?あるいは、まさか独立国?シリアのアサドは、安泰的な政権維持が褒美か?

 

トルコの思惑通り、シリア内のトルコ国境沿いの緩衝地帯の設置は、ロシアとシリアの間柄からして、シリアのアサドも承知の上ということだろうな。

 

10月15日追加。

シリア内のクルド勢力がシリア政府に支援を要請してシリア政府軍がトルコ国境に展開。

AFP

シリア政府軍、対トルコ国境の要衝マンビジに進軍

 

「 バッシャール・アサド大統領はシリア全域の支配を取り戻すと宣言しており・・・ 」と記事に書いてあるが、その宣言はシリア内のクルド勢力も後々戦争でつぶすことだろうな。

 

シリア政府軍とトルコが直に全面戦争することではない。したがって、トルコ側が予定している緩衝地帯の設置などあり得ないようにシリア政府軍が動くことも予定していることになる。それができるなら、とっくにシリア政府軍が動いているはずだが?

 

とはいえ、今回のクルド勢力のシリア政府への要請は、「 ロシアは米軍撤退による空白をつき、直ちに両者の合意をまとめた。 」そうだ。

 

シリアにはロシア軍が駐留している。だから、トルコもイスラエルもうかつにシリアに対して動けない。当然アメリカも動けない。しかもシリアからの米軍撤退ときたもんだ。

 

シリア政府軍が動いても、ロシアは何もしないわけではなさそうだ。

AFP

米紙、ロシアがシリアの病院4か所爆撃と報道 ロ国防省は否定

 

報道しているのはニューヨークタイムズだ。

「 ロシアの戦闘機が今年5月、わずか12時間でシリアの反体制派支配地域にある病院4か所を爆撃していた 」

 

シリア政府軍が動きやすいように?

 

トランプの思惑は、シリア内でロシアを盛んに動かす計画か?ロシアといえば、トルコと接近。トルコとロシアの関係にひびを入れるとしたら、シリアに侵攻しているトルコ側のシリア反政府武装組織とトルコ政府軍とのロシアまたはシリア政府軍との軍事衝突を狙うつもりか。ただ、ロシアがクルド勢力とシリア政府を仲立ちしたことが本当だとすると、トルコによる緩衝地帯の設置を承認していることとなるが?

 

 

10月12日追加

アメリカの動きは、トルコに制裁するぞ、とのリップサービスとトルコにやめろと言った点。

 

シリア内でトルコが侵攻している様子は次の地図が参考になる。

https://www.afpbb.com/articles/-/3249051?cx_part=top_category&cx_position=5

 

 

シリアからのアメリカ軍撤退のニュースだったが、いまだに残っているようだ。ついでに地図上kobane=コバニに残っているアメリカ軍がトルコ側から砲撃を受けたというニュース。

https://www.afpbb.com/articles/-/3249173?cx_part=top_category&cx_position=1

 

「米軍に負傷者は出ていない。米軍はコバニから撤退しない」 ・・・ 米国防総省のブロック・デウォルト報道官 。

 

どこまでやるかといえば、国境地帯に緩衝地帯30キロ程度を作るまでだろう。

 

肝要な点は、アメリカがずっと以前からトルコがシリアに侵攻することを知っていたことだ。そのうえでトランプはシリアからの撤兵を宣言した。何か引っかかるな。密約?

 

2016年7月のクーデター未遂事件・・・トルコの大統領が襲撃された。トランプの撤兵宣言と何か関係あるような・・・・

 

10月10日追加

ついにトルコがシリアに侵攻開始。

イギリスBBC

https://www.bbc.com/japanese/49995744

 

『トルコがシリアに進攻 米国務長官は「承認していない」』

 

見出しの通り、トランプのやつは承認しないというだけ。その一方で釘を刺すようなことを言っているようだ、それは、「 トルコには、IS戦闘員の疑いのある人物が拘束されたままの状態を保つこと、そしてISが再び結集しないようにする責任があるだろうと述べた。

 

拘束中のイスラム国の残党は、トルコに攻撃されているクルド勢力が管理している。

 

シリア民主軍(SDF)「 IS戦闘員を拘束中の拘置所がトルコによる空爆被害を受けた

 

トルコは空爆のほか地上戦も展開しているようだ。

 

トルコ国防省は、トルコ軍と、トルコ寄りのシリア反体制武装組織「自由シリア軍」(FSA)が「ユーフラテス川の東側」に進攻したと発表した。

 

トルコはどこまでやるか?それについては、「 国境地域にテロの回廊が構築されること 」だそうだ、

 

その回廊というのは、

東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019101002000158.html

 

「 シリア領内に約三十キロの幅で非武装の安全地帯を設置し、二百万人のシリア難民を帰還させる計画 」だそうな。

 

それについて次のようなささやきが出ている。

武力行使による事実上の併合に当たるとして国際社会の批判が高まりそうだ。

 

トランプのやつ、どういう腹積もりかわからないが、トルコのシリア侵攻は想定範囲内だろうな。

 

イランを遠巻きに揺さぶりかけるとしたら・・・・・シリア領内の親イラン武装勢力をトルコによるシリア侵攻で「動揺する」ってことかな?

 

シリア領内の親イラン武装勢力といえば、ジブラルタル海峡でイランの石油タンカーをイギリスが拿捕したことにつながる。

 

トランプの思惑がイランをじかにやるのではなく、シリア領内の親イラン武装勢力にあるとしたら、その壊滅のきっかけを生み出すためとか?シリア領内の親イラン武装勢力は、イスラエルを考えたらトランプにとってイスラエルへの友好関係につながる。

 

イスラエルが動き出す?さてどんな風に動くか見ものかもしれない。

 

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