新型コロナウイルス関連で、久々に少しばかり政治的な話題を

「ニュース断ち」をする

ネガティブなニュースは売れます。わたしたちの社会では、ほんとうに偉大な人物の伝記より、有名人の刑事裁判を見る人の方が多いでしょう。最新の悲劇を見出しにした新聞の方が、最新の科学的躍進をあつかった物より売れるのです。
いちばんの問題は、ネガティブなニュースを読んだり見たりしていると、いともたやすく中毒になってしまうことです。あまり救いにならない新聞を読んで一日をはじめ、深夜テレビのニュースで最新の犯罪や事故やスキャンダルの情報を仕入れて一日を終える人を、わたしは大勢知っています。
けっして新聞やテレビを否定しているわけではありません。実際、多くの新聞からすばらしい情報を得ていますし、もう何年ものあいだ、知的なテレビ番組からたくさん学んできました。わたしがいいたいのは単純なことです。ニュースに心をさらすときは、よく選んでください。新聞を読んだり、テレビを見たりするときは、もっと慎重になるべきです。朝刊を読む前に、目的意識を持ってください。暇つぶしの口実にするのではなく、あなたの役に立ち、賢くしてくれる情報ツールとして利用するのです。
(ロビン・シャーマ『3週間続ければ一生が変わる あなたを変える101の英知』より)

皆様お疲れ様です。ピースです。

いつもの前置きですが、今回は本編の前半にということで、タイトル通り新型コロナウイルスのお話を、後半は政治色もアリの話を含めて。

1.近況報告(R02/4/11)

実は、緊急事態宣言の発表を受けて、私の勤務先の会社は、4/8(水)~12(日)という期間での出社禁止措置が取られました。
昨日までの3日間は特別休暇(有給)扱いです。
テレワークの環境が整っていないのもありますが、業務繁忙期をとりあえず凌いで、緊急の業務対応は少ない時期であることもあって、まあある程度予想できた対応ではありました。

しかし、実際に過ごしてみると、

  • 家だとネット動画など娯楽系のWebサイトをぼーっと見ることが増えたり、あるいはベッドで少し寝たつもりが1~2時間たってしまったりする
  • もちろん図書館は資料閲覧や座席利用が不可(最寄りの図書館は、返却とWeb予約での貸し出しのみでした)
  • カフェでコーヒー、あるいはファミレスのドリンクバーとかを頂きながら…というのも自粛ムードでなかなかできない、まして平日の昼間となると…

という感じで、「こういう時こそ、勉強や心身の向上に時間を充てたい!」と思っていても、行動に移せない感じでした。

で、今日の午前中は通院で都心に居ましたが、土曜日にもかかわらず、駅も山手線車内も閑散としていましたね。
普段からすると「静かでいい」という風にも取れるかもしれませんが、一方でこれだけの自粛ムードとなると、経済への影響、そして私自身も感じた「メンタル面も含めての」健康という観点からも、気になりますね。
さらには、明日開催予定で、私も1年ぶりくらいに参加予定でした「黒田裕樹の東京歴史塾」も、生憎ながら延期となってしまいました。

まあ仕方ないことではありますが、一刻も早い収束を望むとともに、
私たち自身も「望む」だけではなく、感染拡大を防ぐ行動と、自らの予防(上述の通りメンタル面もありますし、「適度に」外の空気を吸い、また体を動かすことは、多かれ少なかれ必要です)を心掛けましょう!

2.行政の動きと、それに対する意見を見て思うこと

…と、申し上げたところではあるのですが、
「足を引っ張ることしか能がない連中」というのは、時も場所も問わずいるもので、
SNS、特にツイッターで、(大半の場合は賛同ではなく、「晒し上げ」というつもりで、私がフォローしている方々がRT、いいねしているものが多いと思いますが)そういう「足を引っ張ることしか能がない」方々のツイートを見ると、反応的になって、(ただでさえ上記のような状況の中で)余計疲れていく感覚があるんですね。

特定野党の議員については、このブログを読まれている皆様にはもう言わずもがなだと思いますので省略しますが、
自分らの政治的な思想を基に「マスク配布やめろ」という署名運動をツイッターで勧めるとか、


学者肌の方が、単なる憶測でコロナを政権批判に利用したりだとか


するのを見ていると、
「人命や国民全体の健康よりも、『自分らの主張を押し通すこと』が大事なのか!?」
と思ってしまいますね。
加藤登紀子さんのことは、歌に関しては好きなものもありますし、池田清彦氏については以前読んだ養老孟司氏との共著に面白いと思った言説もあったのですが、
「こういった非常時にこそ、本物の『知性』とか『人格』の有無は現れる」ということも、東日本大震災の時から特に一般層に浸透してきた、変わらない人間の性だと感じさせられます。

で、ここでようやく冒頭の引用のお話。
過去に読書ログでレビューを書き、またこちらでも引用しました、ロビン・シャーマ氏の本からです。
もうお分かりだと思いますが、
そういう「ネガティブな話に反応的になって疲れる」ということに対する、自戒の意味も込めてのものですw
新聞やテレビと言った大マスコミに対しては、私自身もこのブログで批判的なことをしばしば書きますが、SNSその他ネットについても、「自分が主体的に情報を選択し、それに基づいて行動し、そしてその結果起こったことに対する責任を持つ」という意識が無いと、いつまでも反応的になりがちなのは同じですよね。
(もっとも、これについては、「主体的に情報を選択する」ことと、「自分の都合のいい情報だけを拾う」ことには明確な違いがあります。が、その違いが何かと言われると、言葉ではなかなか説明しづらいというネックがあるのですが…)

今回のような非常事態も、見方を変えれば、自らの属するコミュニティ、つまりは家族、会社組織、そしてもっと広げれば国と言った団体の一員として、その中の個人同士、あるいは個人とそれらの団体の相互関係を強めるチャンスであるとも言えます。
今の自分にできる最大限のことをやって、この難局を乗り切りたいものです。

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