仁元堂のつぶやきにようこそ。
わたしは専門家ではありませんが
それなりに医学について学んできた経緯もあり、
わたしなりに
新型コロナウイルスについて
書いてみようと思います。
まず、始めに持った感想は
「このウイルス、寿命が長い」
専門家はもっと詳しいことを知っていると思いますが、
通常例えばインフルエンザなどのウイルスや、
例えばノロウイルスも
罹患してしまった方の
吐しゃ物だったり排泄物だったりを
処理してそこを消毒すれば
移らないとされています。
ダイヤモンド・プリンセス号が
どのような対応をされていたのかはわかりませんが、
続々と患者さんが増え続ける中で
跳んでしまった飛沫の中にいた新型コロナウイルスは、
長生きしているから
罹患者が減って行かないのだと。
そんなことを書いていたら
こんな記事を見つけました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-57932411-gooday-hlth
次に感じたのは、
「このウイルス、意志を持ってる？」
インフルエンザに罹っても
亡くなる方もいらっしゃるので
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43929800Y9A410C1CN8000/
…これは、日経新聞の記事ですね。
新型コロナウイルスだけが
怖いわけではないのですが…
岐阜の病院で
インフルエンザの集団感染があって
一部の方が亡くなられていたのは
まだ昨年の話でした。
でもこれには割と法則性のようなものがあって
免疫力が落ちている方
基礎疾患のある方
今の新型コロナウイルスでも
同じようなことが言われていますが、
どうもそれだけではないような
話もちらほらと聞かれます。
何かウイルスがその人をどう処遇するか決めている感じがして
少し気持ち悪さを感じます。
わたしではなく
とある乳癌を患われた方が仰ったことですが、
自分に乳癌だと告げられた時よりも
「新型コロナウイルスに感染しています」と言われたほうが
ショックが大きいし、リスクも大きい気がする
癌は自分がOPEをするなり
治療をすれば良いだけだけど
新型コロナウイルスは
周囲を巻き込んでしまうし
移った方が亡くなったり重症化してしまうと
怖いなと感じる…と。
確かに、
自分一人の問題ではなく
周囲に
寿命が長くて
意志を持っているかのような気持ちの悪いものを
まき散らしてしまう恐怖。
でも、
こういう現象って
よく言われていますが、
ペストとかスペイン風邪でも
同じようなことが起きてしまっていて
病院内にも
抗生剤の効かなくなってしまったほど強くなった
耐性黄色ブドウ球菌をはじめとする
集団感染を引き起こす
怖いものはたくさん存在しています。
ウイキペディアの記事を貼り付けました。
ブドウ球菌についてはそちらをご覧ください。
逆に
今までよく何も起こらなかったなと
これまでの生活の中での
公衆衛生であったり、
自分自身の考えの至らなさに
驚きも感じました。
今は
とてもしんどく感じておられると思います。
わたし自身も
以前の記事で書きましたが
再び大学生活が始まっています。
https://ameblo.jp/ningendo-seitai-psycho/entry-12585549315.html
自分の処遇も含めて
混乱の極みです。
新型コロナウイルスに関して
以下のことは
最低でも知っていただきたいし、
そこを含めて
対策をしていただきたいと思います。
１、未知のものであるために
何が起こるかわからないこと。
つまり、一度治ったとしても
もしかすると
数年かけて
何かが起こるかもしれないという
危険も孕んでいるということ。
２、自分が罹患することで
周囲にもまき散らしてしまうこと。
３、今罹っておられる方は、
災害にあったのと同じことだということ。
つまり、他人事ではなく
自分のこととして受け止める必要があるということ。
４、そんな中でも
医療現場の方をはじめ
生活を支える必要のある仕事に就かれている方たちが
懸命に私たちの生活を支えてくださっているということ。
マスクにしても、自粛生活にしても
自分のことだけを考えていては
きっと乗り越えることができないような
そんな時代になってきているのだと思います。
わたしができる事は
自分が罹患しないように心掛けること、
仕事は続けさせていただけるけれども
患者さまたちを罹患させないように心掛けること
お家生活を楽しむこと
学生であることを楽しむこと
だと思っています。
あなたができる事は
何ですか？
偉そうなことも書いてしまったようにも思いますが、
今の現状で
目の前のことをしっかり楽しめる人のほうが
ストレスが少なくて
幸福度も高い気がします。
楽しみましょう！
今回はこのあたりで失礼いたします。
感想なども、お寄せくださいね(*'▽')
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
