仁元堂のつぶやきにようこそ。

あなたの
からだ、こころ「いきる」をリフレッシュ
していただけたら幸いです。 

 

この記事は、2016年に書きました。

 

ちょうど今、

卒論に同じようなテーマを扱っていますので

再掲載したいと思います。


今回は、
ちょっと整体師らしく
「痛み」について書いていこうと思います。

秋が短くて

不思議な感じがしますね。

 

本来は

季節の移ろいと共に

からだもその季節に合わせて

変化していきます。

 

夏には

からだを弛めて

熱を逃がそうとしますし

 

冬には

からだを固めて

熱を蓄えます。

 

今の季節にとても多いのが

ぎっくり腰とか


「足がつる」とか。

エアコンの冷えた中で

過ごしていると

ふくらはぎは冷えに弱いので

攣ったり

固まったりします。

 

急激な気温の変化に

からだがついて行けず

緩んでいたからだを

急激に固めようとして

不調が起こりやすくなります。

 

急に動いたりせずに

少しからだを温めてから

動かしてくださいね。

また、

上衣などで上手に体温調節しながら

冬に備えてくださいね。

さてさて、

改めて痛みって何でしょうね

実はこんな簡単のことも
わかっていないのです。

指先を怪我して
痛みが出ます。

怪我の衝撃は、
神経を伝って脳に到達します。

で、「イタっ」となるわけです。 

で、怪我の程度にもよりますが、

 ある程度になると痛みは治まります。

まだ怪我は治っていないですが、
痛みは治まるのです。

では、
腰が痛い

膝が痛い。

怪我した訳でなく、
その衝撃も感じない

(場合によっては感じますが、
ほとんどの方は、

気が付くと痛いんです)


お医者様に行くと
レントゲン写真などを
撮ってくれますが、

実はこれも「あぁここから出血してます」

なんてことではないので、

「多分このあたりが原因だろう」
というものです。

実は椎間板ヘルニア
と呼ばれるものは、

痛みの原因とされていますが、

それが本当のことかどうかは
検証できていません。

無作為に
10人ほど選んでレントゲン写真を撮れば、

実はそのうち7~8人に
椎間板ヘルニアが写ります。

実際に痛みのある方は、
そのうちの2~3人。

また、
指先の怪我も同様ですが、
その時の衝撃が去った後は

徐々に痛みが治まっていくはずなんですが、

腰・膝に関しては
徐々に治まることはあまりありません。

現に、
筋肉痛などは2~3日で治まりますよね

また、
五十肩の方は

特にそういう傾向にあるようですが、
何かに夢中になっていたりすると

痛みを感じません

五十肩でも、
ゴルフは平気という方は多いです。

整体師から見て、
痛みの原因はこれだろうな、

という予測はつきますが、

同じような状態でも

痛みを感じない方もおられれば、

強い痛みに
悩まされている方もみえます。

今回のところは、
痛みの原因は

実はよくわかっていないことも多い、
ということと、

怪我などの物理的な痛みと

腰痛などの痛みには
少し違いがある、

というお話でした。

科学って
何でも分かっているように感じますが、

まだまだ未知のことが多く、
そんなこともわかっていないんだと

思うことがよくあります。

次回はもう少し
心理的な視線で

「痛み」のお話をしたいと思います。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございます。
感想などいただけると嬉しいです。

 

 

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