今、小さい子ラッシュなウチの教室。４～５歳児のピアノを習わせる時の不安、ありますよね (^-^;

こんにちは。
大阪府守口市の、笑いあふれるピアノ教室
「ピアノ教室・セシリア」の、もりやみつよです。

いつも読んで下さって、ありがとうございます。

大雨です。

ウチらの地域、今日はホンマは『秋祭り』やったんです。

大阪市の隣りの守口市。

その中心部には、タワマンが立ち並んでますが、ウチらの地域は田んぼ、畑が多いです。

だからかな、今もお祭りがあります。

私がここに越してきた時は、もっとあちこちで祭りがあり、更に、マンションの祭りまでありました。

今では少なくなって、規模も小さくなりましたが、子供たちは楽しみにしてるようです。ま、来週晴れたらあるし、私もフランクフルト屋さんでお手伝いしてるし。

昔は、お問い合わせは、大体春と秋が多かったらしいですが、今はネット社会だからか、あまり関係がないようで、ウチでは毎月よく似た感じです。

新しく習い事させる時、親御さんたちは不安になりますよね。

子どもって、なかなか思い通りにはなりませんやん。
今やらなアカンことを、やらなかったり。
すぐイヤと、きかなかったり。

家での生活を見てらしたら、余計に心配されたりするかもしれません。
「こんなんで、レッスン受けれるんかなぁ」
「ついて行けるかなぁ」
「先生に叱られてばかりに、ならんかなぁ」
とか。

その心配が、ちょっとでも少なくなればいいなぁと思って、書いてみます。実際にウチに来られている、幼児の生徒さんのお母さまとのお話などです。

お母様たちがよく心配されたり、イライラされるのが、先生が言うてるのに、なかなか言う事を聞かない事。

そ～んなもんです。

たとえば、ピアノがまだお家になかったら、ピアノ弾くなんて物珍しい事、子供はほっとくわけがない。
下の方の鍵盤をジャカジャカ鳴らす、上の方の鍵盤をピロピロ鳴らす、テンション上がりまくり状態です。

そのままほっとくと、レッスンにならへんけど、ちゃんとそれを利用して
「ゾウさんみたいやな～。のしのししてるな～」とか
「小鳥さん鳴いてるな～。それが高い音て言うねんで」とか、結び付けていけばいいだけで。

楽譜にしても、初めて楽譜と言うものを見たので、「楽譜って何やねん」状態です。私ら大人は「楽譜」と解っていても、子供には「何か書いてある本」くらいです。

左端から読むとか、右端で終るとか、そんなん1回や2回言うても覚えません。
途中から読みだしたり、次のページ行きたがったり。

それはそれで、しゃあないんです。
そんなもんなんです。

だから、それは根気よく何度も何度も繰り返し、話していかないといけません。その内に左から読み、右端で終るとわかる日がきます。

そして、私は1度弾きだしたら、最後まで弾かせます。
間違っても何しても。
途中で何かに気が行ったとしたら、「それがルールやねん」と教えて、最後まで弾かせます。
その後、ジャカジャカしたかったらさせます。

大人が当たり前と思っているルール、案外、子供はわかりません。でも、そらそうです。

幼稚園に行って1年とか2年ですもん。

小さなルールをこれから1つ1つ覚えていくわけで、小学校に入ってようやく授業というのがあり、40分、45分くらいの間、じっと座っている「ルール」を覚えていくのですから。

小学校から教室に入って来た子達は、その意味ではラクです。
小さな子も、数か月経つと、ちゃんとピアノのレッスンを受けるのはどういう事か、わかってきます。

5歳児のお母様と、レッスン後時お話しした時。
その日のレッスン、ちょっと落ち着きなくて、私の言うこともなかなか聞かなかったのですが、お母様がおっしゃいました。

「あんな時、イライラしませんか」
「しますョ～」

爆笑。

「でも、しゃあないんです。

子供はあんなもんなんです」

私自身が、イライラの中に入ってしまったらイライラモードのレッスンになります。

でも、「そんなもんやし、しゃあないな～。すぐに成長してわかる時がくるし～」と思ってるので、イライラも一瞬です。

言う事聞いてくれないから、、コントロール効かないからイライラするわけで、元々「しゃあないんや」と思えれば、別の視点からレッスンも出来ます。

幼稚園の子がしてる事を、もし、小学校になってもしてるんやったら、「おい、あんたは何年や」と、叱りますけれど。

子供には子供の世界があって、その中からピアノノレッスンを見てるわけで、進行の妨げにならないなら、「そやな～」と同調してあげる事も必要だし、「ルール」を教えつつ、子供の世界観も大切にしてあげたいなと思う今日この頃です。