こんにちは。
笑いと癒しの音楽クリエイター、セシリアみつよです。
いつも読んで下さって、どうもありがとうございます。
ウチのネコさん。
『ふに~』といいました。享年20~21歳くらいです。
雑種の野良猫さんでした。
見た目はブラウン系のアメリカンショートヘアみたいです。
でもれっきとした雑種です。
今のマンションに住む前は、門真市に住んでいました。
野良猫がいっぱいいて、餌をやったり寝床を提供されているおうちがありました。
ちょうどウチが、その家のお向かいのマンションに越してきた時、2匹の子猫がいました。その野良猫家族は人懐こく、キジ猫の『おとん』、まだら猫の『おかん』、『おとん』にそっくりの『(おとん)もどき』、そしてアメショもどきの『ふに~』の4匹は、ウチの家の中まで入ってきました。
ほんで、ふに~の『おとん』と『おかん』の他にも、その地域で野良猫が数匹、飼い猫も数匹いました。
一応いつも『おとん』と『おかん』は、一緒のねぐらで寝てはったから夫婦なんやと思います。
で、ふに~が生まれた時は、まだ私らはそこにいませんでしたから知りませんが、そこに住んでるネコ好きの人に聞いた話によると、ふに~と『もどき』と、あと1~2匹兄弟がいたようです。
ほんで、『おとん』のキジトラ模様を引き継いだのは『もどき』と残り1~2匹兄弟。
ふに~だけがアメショもどきでした。
「おとんとおかんのどっちかのご先祖に、そういう模様の猫がいたんやろ」と思ってましたけど、大分あとに解った事ですが、(きっと)ふに~の実の『おとん』発見
1年経つと、ふに~も今と同じような模様に大体なってました。
まだノラ猫だったふに~を道端で見つけ、寄って行きましたが逃げられました。
「何でじゃ」
しばらくしたら、ウチのドアの前にふに~が。
懐こく家に入ってきました。
「何でじゃ」
そういうのが何回かあって、ある日、決定的瞬間
ふに~と、ドッペルゲンガーふに~がいたっっ
ホンマ、そっくりさんでした。
きっと、ふに~の実の『おとん』は、このネコさんですっっ
これはふに~。
犬は知りませんが、ネコは、雌の発情期、排卵が1つだけでなく、たくさん排卵するらしいです。その地域で雄猫はいっぱいいたけど、雌猫は、ふに~の『おかん』だけみたいなので…ね~。
知らんけど。
それでも、『おとん』と『おかん』は仲良く、『もどき』と『ふに~』を育ててましたョ。
すごいね、野生の動物は。
ヒトの世界はDNA鑑定や~何や~言うのにね。
私らが引っ越してきた頃は、生まれて半年くらいなので、真っ白でした。
まだ『ふに~』とは名づけていませんでしたが、他のネコと違っておっとりとして、ちくわをやってもありつけない程、どんくさい子猫でした。
『白いのん』と呼んでたかな。
『ちくわ』と呼んでた時もあったな。
私がインフルエンザで寝込んでた時、ヒプノ氏がふに~を連れてきて、布団の上に置いててくれました。
また何も考えてないふに~は、そこで寝てました。
生後1年近い時、毎日家に来ていた『ふに~』が3日も姿を見せません。
探しに行きましたが、いません。
近くには交通量の多いR163が通っていて、もしや車にひかれてないか…と心配でした。
この時に『ふに~』がいかに大切な存在かわかり、餌をやってる人に、
「あの猫が戻ってきたら、私、飼います 」
とお伝えしました。
それから2日くらい経って、玄関先でカタッと音がしたので、慌てて出てみると、そのエサをやってる方が『ふに~』をドアの所に連れてきてくれました。
涙の再会。
でもヤツは、キョトンとしてました 。
そこのマンションは動物禁止で、ふに~を連れて守口市に引っ越しました。
一緒に寝てたなあ。
初めはヒプノ氏の右頭横で寝てたけど、最晩年、亡くなる3か月くらい前から、私の横でベッタリ寝ていました。
必ず顔の向きに、いました。私が寝がえり打ったら、そっちに移動していました。
それと、じいさんになったら、文句をよく言うようになったな~。
『布団を敷いてくり』
『この缶詰は嫌いじゃ』
『このパウチはまずい』
『わしゃあ、鶏肉が嫌いでのぅ』
『どこ行っとったんじゃ。寂しかったど』
『みつよさん、わし、朝ごはんまだじゃ~』(やったし)
3年前までは音楽教室にレッスンに行ってたから、昼間はいないものと思ってたようで、でも帰ってきたら迎えにきました。
でも、ピアノの部屋にこもったり、用事で出かけたりしたら、にゃ~にゃ~と文句言わはりました。
あ 『ふに~』の名前の由来は、家での「私の」呼び名でした。
私こそが、元祖『ふに~』です。お前かっっ
が、この猫があまりにもおっとりと、ふにゃふにゃしてるので、この称号を譲ったのでした。
秋だから、感傷的になって、ふにちゃんを思い出してしまいます。
まだ動画は見れません。
写真は5分以内ならなんとか。
いつになったら、微笑んで見れるようになるんやろ…と思います。
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