[Vol.215]
昨日
13時半から18時まで
ソフトバンクにおいて
通信障害が発生し
ネットや電話ができない状況と
なりました。
(地震などの災害と似ていますね)
私も主に通話用として
ソフトバンクのスマホを
利用していましたが
実は、気づきませんでした。
しかし、仕事柄
5時間もの間の通信障害によって
損害を被り迷惑を受けた
企業や個人から
賠償請求されないものかと
思いました。
調べたところ
ソフトバンクはユーザーに対し
損害賠償として
当社はソフトバンクモバイルデータ
通信サービスを提供すべき場合において
当社の責めに帰すべき理由により
その提供をしなかったときは
そのソフトバンクモバイルが全く利用できない状態
(当該契約に係る電気通信設備による
すべての通信んい著しい支障が生じ、
全く利用できない状態と同程度の状態を含む)
にあることを当社が認知した時刻から
起算して24時間以上その状態が連続したときに限り
当該契約者の損害を賠償します。
とあり、顧客に対して
『契約上24時間を超えて
全く利用できない限りは賠償はしない』
と書かれており、賠償金は
発生しないと考えられます。
ただ通信障害をきっかけとして
「顧客が離れてしまった。」
「株価に影響が出てしまった。」
など、ソフトバンクにも影響がある
ケースも考えらえます。
原因のひとつが
ソフトウェア証明書の
期限切れらしいですが
ケースによっては
通信機器大手のエリクソンに
ソフトバンクが賠償請求する
可能性もあります。
中小企業においても
大いに可能性のある事例かと思います。
システム開発などを行う企業が
納入したサービスにミス・欠陥などが
発覚し、対応費用や休業損害等を
賠償請求されるケースは
考えられないでしょうか。
保険などに加入していれば
対応もできる可能性がありますが
信用を失い、仕事がなくなっては
元も子もありません。
ソフトバンクの今後の展開もそうですが
これを機会に、同様のリスクがないのか
自社のリスクマネジメントにも取り組みましょう。