東京五輪延期で各競技の勢力図はどう変わるのか 〜男子柔道編〜

東京五輪延期で各競技の勢力図はどう変わるのか 〜男子柔道編〜

東京五輪の1年延期が発表された。新型コロナウイルスの収束を祈りつつ、楽しみが1年伸びたと前向きに考えていきたい。

 

そこで当サイトでは五輪が1年延期されたことにより、各競技の勢力図がどのように変わるのか。

 

日本のメダル候補は有利になるのか不利になるのか、日本のメダル数は増えるのか減るのかということを考察していきたい。

 

初回は男子柔道について考察する。

 

 

男子60kg級

 

高藤直寿は天才である。2月のグランドスラムデュッセルドルフでは恐ろしく強い高藤の柔道を見せてもらい、五輪でも金メダル大本命と言える存在であった。

 

今年もし五輪が行われていたら高い確率で高藤は金メダルを取れていただろう。

 

しかし高藤は現在26歳。今の絶好調状態が来年まで続くかどうか。

 

 

またこの階級は世界柔道で高藤を破ったルトフィラエフやそのルトフィラエフや永山竜樹を破って優勝したチフヴィミアニなど今伸び盛りの選手が控えており、1年経てばどうなるかはわからない。

 

今年やれば間違いなく高藤有利だったが、来年どうなるかはまだわからない、という意味ではこの階級は日本にとって不利だろう。

 

ただしそれでも高藤の天才性は揺るぎないものがある。

 

1年後もやはり高藤が本命だという可能性も十分にある。

 

 

男子66kg級

 

この階級は代表が決まっていない。丸山城志郎と阿部一二三と代表決定戦となる選抜も延期された。

 

この二人の相性を考えるともし今年に五輪が行われていたら、選抜では丸山が勝って代表権を手にし、五輪でもそのまま丸山が金メダルを取る可能性が高かったと思われる。

 

それほど丸山の対外国人の対戦成績は優れている。

 

 

しかし1年後はどうか。現在丸山は26歳、阿部一二三は22歳。

 

若さ、伸びしろという点では阿部に分があるかもしれない。

 

そして海外勢でも24歳のデニス・ヴィエルや21歳のマニュエル・ロンバルドも伸びてきている。

 

今年やればほぼ丸山の金メダルは濃厚だったが、来年はどうなるかわからないという点ではこの階級も日本勢にとって不利になると言えるだろう。

 

 

男子73kg級

 

今の大野将平は無敵である。誇張抜きで今の大野が負けるのは考えられない。

 

今年東京五輪が行われていたら間違いなく金メダルだっただろう。

 

それだけでもう来年になるというのは不利になると言える。

 

ただライバルのオルジョフやアンチャンリン、シャフダトゥアシビリといった海外選手も年齢は大野とはそれほど変わらず、1年で逆転できるとは思えない。

 

 

22歳のヘイダロフや23歳のバジーレあたりは伸びてくることも考えられるが、この二人も1年で大野に追いつけるとは思えない。

 

むしろ大野であればあと1年でさらに強くなるのではないかと思う。

 

こと大野については今年やっても来年やっても金メダルだろうというのが私の予想である。

 

 

男子81kg級

 

去年から今年になって調子を上げてきた永瀬貴規にとっては残念な延期だったかもしれない。

 

それでもこの階級の有力なライバルであるモラエイやサギムキ、ハルモルザエフ、アルバイラクらは永瀬とあまり年齢は変わらない。

 

この階級については1年間の精進次第と言える。有利とも不利とも言えないだろう。

 

 

男子90kg級

 

向翔一朗は伸び盛りの24歳。今回の延期は向にとってさらに成長するチャンスである。

 

これまでは危うい試合運びも多かったが、1年間じっくりと鍛え上げて安定感を身に付けてもらいたい。

 

ライバルのシェラザディシヴィリやシルバ・モラレス、マイドフ、トートといったあたりは向とほぼ同い年。

 

しかしベテランのカクドンファン、クレルジュ、ファンテンドあたりにとって今回の延期は不利に働きそう。

 

相対的にこの階級は日本にとって有利になると言える。

 

 

男子100kg級

 

ウルフアロンは24歳。伸び盛りの年齢と言える。

 

近年は減量に苦しんでいたが、この1年間はじっくりコンディションを整えるチャンスとも言える。

 

またライバル勢のリパルテニアニ、チョグハム、ガシモフ、シリルマレ、フォンセカ、フレイといったあたりはベテランの域。

 

伸びしろという意味では若手のイリアソフやエルナハスらの方が伸びてきそう。

 

相対的に見るとこの階級も日本にとっては有利と言えるだろう。

 

 

男子100kg超級

 

原沢久喜は27歳とベテランの域だが、それ以上にこの延期はリネールにとって厳しい。

 

ただでさえ今年2月のグランドスラムパリでは絶不調状態で影浦心に敗れた。

 

さらに1年先となると今以上に衰えていてもおかしくない。

 

 

むしろ怖いのは25歳のツシシビリか。

 

それ以外のライバルを見ていくとクレパルク、ラファエルシルバ、サッソン、キムスンミン、メイヤー、ツヴシンバヤルといったあたりは皆、原沢よりも年上。

 

よってこの階級についても日本にとっては有利だと思われる。

 

 

 

 

 

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東京五輪注目競技スケジュール 8/9
最終日も注目競技が切れ目なくあり、最後まで大会を楽しめそうな日になる。朝は男子マラソンからスタート。メダル獲得は難しそうだが最終日の花形種目でもあり、早起きして観る価値はあるだろう。そしてマラソンの後は10時からの自転車をオススメしたい。男子ケイリンの脇本雄太や新田祐大は金メダルの期待がかかる。
東京五輪注目競技スケジュール 8/8
この日は朝7時からの女子マラソンを観てから動き出す日になる。メダルは厳しいかもしれないが早朝ということで裏の競技被りもなく多くの人が観戦することになるだろう。女子マラソンの後は11:00からのレスリング予選を観るべきか。12:00からは野球の3位決定戦もあるが、おそらく日本は3位決定戦ではなく決勝に出てくるだろうと思っている。
東京五輪注目競技スケジュール 8/7
この日は早起きして男子50km競歩から入る日。昨年の世界選手権で金メダルを獲得した鈴木雄介に注目。男子50km競歩は今大会で五輪での実施は最後となる。有終の美を飾る金メダルを期待したい。
東京五輪注目競技スケジュール 8/6
朝の注目競技はこの日もスケートボードになるだろう。男子パークはメダルは難しいかもしれないが、スノーボードで活躍する平野歩夢が出場する可能性もあり、注目の決勝になる。陸上の予選も9時から始まるが、この日の午前セクションでは男子4×100mリレーの予選以外はスケートボードを優先していいかと思われる。
東京五輪注目競技スケジュール 8/5
9:00からスケートボード女子パークという要注目競技がある。岡本碧優は金メダル候補筆頭であり、絶対に見逃せない種目になる。10時からの卓球女子団体準決勝や11時からのレスリング予選も捨てがたいが、この日は絶対に朝からスケートボードを観た方がいい。
東京五輪注目競技スケジュール 8/4
この日の朝は陸上、卓球、レスリングの3択から選ぶことになるだろう。9時からの陸上は男子200m予選や男子400mハードル決勝、女子走り高跳び決勝など午前中から注目競技が多い。10時からは卓球団体準々決勝が始まる。日本は男女共この段階は問題なく突破できると思われる。
東京五輪注目競技スケジュール 8/3
この日はバドミントンが最注目となる日。観戦スケジュールとしてはまずは10時から卓球団体1回戦からスタートするのがいいだろう。もしくはレスリングの予選を観るというのもいい。
東京五輪注目競技スケジュール 8/2
全日程中で最も見所が多い日だと思われる。まずは10:15からの自転車男女フリースタイルパーク決勝に注目。出場選手はまだ決まっていないが、男子の中村輪夢、女子の大池水杜はメダル候補と言われている。
東京五輪注目競技スケジュール 8/1
この日の朝はバドミントンから入るのをオススメする。男子シングルス準々決勝には桃田賢人、女子ダブルス準決勝には松本麻佑、永原和可那ペアと福島由紀、廣田彩花ペアが出てくる可能性が高い。男子シングルスと女子ダブルスはバドミントンの中でも金メダルの可能性が高い2種目だと思われる。
東京五輪メダル候補紹介22 空手 荒賀龍太郎
東京五輪のメダル候補を紹介していく連載シリーズ。第20回目は2020年1月プレミアリーグパリ大会終了時のランキングポイントで全日本空手道連盟が定めた日本代表選手選考基準の条件を満たす事となり、五輪代表を確実にした荒賀龍太郎を紹介する。
東京五輪注目競技スケジュール 7/31
この日もかなり忙しい一日になる。朝9時からはバドミントン。女子シングルス準々決勝に奥原希望や山口茜が出てくるだろう。混合ダブルスでは渡辺勇大&東野有紗ペアが3位決定戦に回ってくる可能性もある。
東京五輪注目競技スケジュール 7/30
朝から気になるメダルマッチラッシュとなる一日。9時から始まるバドミントンではバドミントン混合ダブルス準決勝があり、渡辺勇大&東野有紗が決勝進出を目指して戦う可能性がある。10時からの卓球女子シングルス準決勝でも伊藤美誠が決勝進出を賭けて中国選手と戦う可能性が高い。
東京五輪注目競技スケジュール 7/29
この日は朝8時のサーフィン決勝から始まる。チャンピオンシップツアー優勝経験もある五十嵐カノアのメダル獲得に期待したい。そして10:30からは競泳決勝。男子200mバタフライでは瀬戸大也がメダルを狙う。また女子200m個人メドレーの大橋悠依もメダル候補だ。
東京五輪注目競技スケジュール 7/28
この日は朝7時からサーフィンがある。メダル候補の五十嵐カノアが決勝に進むことを願い応援したい。10:30からは競泳決勝と柔道予選が同時に始まる。この日の競泳は男子200m自由形の松元克央に注目。
東京五輪注目競技スケジュール 7/27
この日も朝9時のスケートボードから始まる1日。西村碧莉は金メダルの可能性も十分にある。この日の競泳決勝は日本人選手のメダル獲得は難しそうなので昨日ほどは忙しくない。ただスケートボードを観つつ柔道の予選で日本選手の勝ち上がりは気にかけておくべきだろう。
東京五輪注目競技スケジュール 7/26
この日は朝から注目競技が目白押しの一日。前日の7/25は柔道や競泳の予選を注目競技として取り上げていたが、はっきり言ってこの日については予選を観ている暇などないと思われる。メインストリームとしては朝9時から行われるスケートボード男子ストリートから観始めるべきだろう。
東京五輪注目競技スケジュール 7/25
開会式の翌日なのでほとんどの競技は予選。この日の最注目は柔道だろう。女子48kg級、男子60kg級はいずれもメダル候補で、金メダルも狙える種目。この日に金メダルを狙えそうなのはこの種目だけなので、予選の勝ち上がりから観ておくのをオススメ。
東京五輪注目競技スケジュール
東京五輪の注目競技について1日ごとの時系列順に紹介していきます。主に日本人選手のメダル候補種目について見逃さずにチェックするための参考としてください。
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東京五輪のメダル候補を紹介していく連載シリーズ。第4回目は2019年のクライミング世界選手権の男子複合種目決勝で銀メダルを獲得し、五輪内定を勝ち取った楢崎智亜を紹介する。クライミング強国の日本男子エースとして活躍してきた楢崎智亜が世界選手権で遂に初優勝を成し遂げた。
東京五輪メダル候補紹介3 スポーツクライミング 野口啓代
東京五輪のメダル候補を紹介していく連載シリーズ。第3回目は2019年のクライミング世界選手権の女子複合種目決勝で銀メダルを獲得し、五輪内定を勝ち取った野口啓代を紹介する。スポーツクライミング強国の日本だが、五輪種目に決まる前から日本女子スポーツクライミングを支え続けていたのが野口だった。
東京五輪メダル候補紹介2 競泳 瀬戸大也
東京五輪のメダル候補を紹介していく連載シリーズ。第2回目は2018年世界水泳の個人メドレーで二冠を達成し、両種目で代表内定を勝ち取った瀬戸大也を紹介。瀬戸大也は世界水泳に強く、2013年、2015年の世界水泳400m個人メドレーで連覇を達成。しかし2016年のリオ五輪では萩野公介、カリシュという二人のライバルに敗れ銅メダルとなった。
東京五輪メダル候補紹介1 セーリング女子470級 吉田、吉岡組
東京五輪のメダル候補を紹介していく連載シリーズ。記念すべき第一回は2019年のセーリング世界選手権で銀メダルを獲得し、東京五輪代表に決まったセーリング女子470級の吉田愛、吉岡美帆組を紹介する。470級は1973年にフランスで設計された2人乗りの小型ヨットであり、名称は艇体の全長が4,7メートルであることに由来する
東京五輪メダル候補紹介シリーズ
東京五輪のメダル候補を紹介していく連載シリーズです。出場内定が決まったメダル候補から順次紹介していきます。
東京五輪 日本選手のメダル獲得が観られそうなオススメ30セクション
東京五輪の1次抽選が始まっております。しかしどれに応募していいか迷っている方も多いかと思います。そこで「とりあえずこれに応募しておけば日本選手のメダル獲得が観れる可能性が高い」というセクションを第一希望の応募条件30枚に合わせて、30セクションをピックアップ致しました。
東京五輪チケット1次抽選 私の買い目紹介
東京五輪の競技日程とオススメ競技を紹介してきた私が、具体的に1次抽選でどのような申し込みをしたのかを公開します。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/9
いよいよ最終日。閉会式を観るだけで終わりにせず、最後の最後まで堪能しよう。まずは朝の6時から男子マラソンを応援してからスタート。そして沿道でマラソンをささっと応援した後は、ワンセグなどでマラソンを観ながら急いで伊豆に向かうことをオススメする。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/8
大会も残り二日。閉会式の前日は数多くの団体競技の決勝が行われる。注目はやはり野球になるだろう。ここまでほとんど野球に触れてこなかったが、それは決勝トーナメントが複雑怪奇すぎて日本チームがどの試合に出てくるのかまったく予想がつかなかったから。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/7
この日は朝6時の女子20km競歩から始まる。日本勢のメダル獲得は厳しそうだが、無料で観れるチケット不要種目。是非観に行くことをオススメする。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/6
夜に多くの日本選手メダルマッチが組まれそうで、非常に悩ましい一日になる。最も注目を集めるのはレスリングになるだろう。女子57 kg級でいよいよ伊調馨が5連覇に挑むこととなるか。また、女子53 kg級では奥野春菜もしくは向田真優が準決勝を戦うことになるだろう。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/5
この日はいわゆるマイナー種目で日本勢のメダル獲得を狙ってみるのも面白いかもしれない。新種目のスケートボード女子パークでは四十住さくらが2018年の世界選手権で優勝しており金メダル候補。また2016年のXゲームで優勝経験のある中村貴咲もおり、隠れ金メダル候補種目として狙い目だと思われる。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/4
この日は体操が最終日。種目別でメダルが狙えそうなのは男子の平行棒と鉄棒。特に鉄棒は内村航平が出場できるなら金メダルのチャンスもある。長年日本体操界を引っ張り続けてきた内村航平にとっておそらく最後のオリンピックになる。ここでメダルを取れれば最高の感動が待っているだろう。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/3
この日はバドミントンが最終日。バドミントンは日本にとって全種目メダル候補だということを申し上げましたが、この日の男子シングルス、女子ダブルスはその中でも特にメダルの可能性が高い2種目。13時から23時までずっと張り付いても惜しくない日だろう。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/2
全日程で最も豪華な日になるかもしれない、注目競技が目白押しの一日。まず観戦のスタートは女子マラソンから。早朝6:00スタートと早いが、沿道でも観戦ができるので、女子マラソンを沿道で応援してから動き出そう。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 8/1
この日の競泳は日本勢のメダル獲得が難しそうなので、バドミントンや柔道を優先するのもありだろう。バドミントンは男子シングルスで百田賢人がベスト4を狙う。女子ダブルスでは2019/5/7付けのランキングで松本麻佑、永原和可那ペアが世界ランク1位、福島由紀、廣田彩花ペアが2位、リオ五輪金メダルの橋礼華、松友美佐紀ペアが4位と上位を日本勢が占めている。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/31
メダル期待競技が目白推しでかなり迷いそうな一日。まずは絶対に観ておくべきオススメ競技が男子20km競歩である。競歩はなんとチケット無しで無料観戦が可能。しかも日本勢のメダルチャンスもある。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/30
この日の午前中に行われる競泳決勝は競泳の全日程の中でも特に狙いたい日となる。男子200m平泳ぎ決勝は競泳で最も金メダルに近い種目だと考えられるからだ。世界記録保持者の渡辺一平とロシアのチュプコフが2強だが、小関也朱篤やバランディンもメダル争いに絡んでくるだろう。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/29
7/27に続いて夜に体操を取るか柔道を取るか悩ましい日になりそうな一日。体操は男子個人総合決勝が行われる。絶対王者であった内村航平が絶対的な存在ではなくなった今、個人総合は中国勢が頭一つ抜き出ている状況にある。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/28
この日の注目競技はソフトボールの決勝だろう。正直決勝は十中八九日本対アメリカの対戦になるはずで、決勝のチケットを抑えれば高確率で日本の金メダルマッチを観ることができる。ソフトボール決勝と時間が被るのは柔道。男子は永瀬貴規、藤原崇太郎、佐々木健志が激しい代表争いを繰り広げている。誰が出てもメダルのチャンスはあるが、金メダルはやや遠いかもしれない。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/27
この日の夜は体操を観るか柔道を観るかという重大な選択を迫られる日になる。男子体操団体は連覇を目指す。しかし近年日本チームは力を落としており、チームとしての力は中国やロシアの方が上か。一方柔道は男子が連覇を狙う大野将平(もしくは橋本壮市)。女子は芳田司(もしくは玉置桃、舟久保遥香)。どちらも金メダルを狙える位置にいる。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/26
今大会は競泳の決勝が午前中に行われるということで、午前中競泳、午後は柔道という日本にとってメダルラッシュが期待される花形種目を両方堪能できるのが嬉しい。競泳は男子400m個人メドレーで萩野公介や瀬戸大也、女子400m個人メドレーでは大橋悠依がメダルを狙う。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/25
開会式の翌日から本格的に競技が始まる。この日の注目はなんといっても柔道。女子48kg級は渡名喜風南、男子60kg級は高藤直寿、もしくは永山竜樹が出場すると思われる。男子はどちらが出場しても金メダル最有力候補といってもいい。
東京五輪 競技日程と観戦チケット戦略 7/22〜7/24
開会式に先駆けて女子ソフトボールから競技はスタートする。会場は復興五輪を象徴する福島あづま球場。北京五輪で金メダルを獲得して以来、12年越しの連覇を狙うソフトボールから観戦をスタートするのも良いだろう。夕方からは女子サッカーの初戦。なでしこジャパンの初陣はこの日になるかもしれない。
東京五輪競技日程と注目競技紹介、観戦チケット戦略
東京五輪の競技日程を1日ずつ紹介しつつ、各日程の日本選手団のメダル候補など注目競技を紹介していきます。観戦チケットを応募する際などの参考にしてみてください。
東京五輪のメダル期待選手-その他編
ここまで4回にかけて4年後東京五輪の柔道、レスリング、水泳、体操のメダル期待選手を紹介してきました。最後に上記4種目以外の有望種目をまとめて紹介します。東京五輪で過去最高成績を目標とするためには、これまで稼ぎ頭となってきた上記種目以外での健闘が不可欠となります。
東京五輪のメダル期待選手-体操編
第四回目は体操です。リオ五輪では団体と個人総合で金メダル、跳馬で銅メダルを獲得。4年後の東京でも好成績を残すためには内村航平に頼り切りではいけないでしょう。次の世代に期待がかかります。
東京五輪のメダル期待選手-水泳編
第三回目は水泳です。ロンドン五輪では金メダルはなかったもののメダル11個。リオ五輪では金メダル2個を含むメダル7個と着実に結果を残しています。東京五輪でもさらなる躍進が求められます。
東京五輪のメダル期待選手-レスリング編
第二回目はレスリングです。リオ五輪では女子が金4、銀1。男子が銀2とメダルを量産しました。東京五輪でも当然メダルラッシュが期待されます。
東京五輪のメダル期待選手-柔道編
リオ五輪はメダル数が歴代最多の41個と東京五輪に繋がる素晴らしい好成績でした。まだリオ五輪が終わって間もないですが、リオ五輪の活躍がどれだけ東京五輪に繋がるかという4年後を予想シリーズを書こうと思います。四年後に好成績が期待できる競技、選手を紹介していきます。