京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

夜もすがら

2024-04-19 07:53:02 | 俳句
夜もすがら雨の音聞く桜かな ひろあき

フリー句(自由連句)「自転車を」の巻

2024-04-18 08:03:01 | 俳句
フリー句(自由連句)「自転車を」の巻
自転車をネットにテニスするカップル 佐久間照三
二人の間に見えない糸が       金澤輝
幸せな一時がやがて大輪の花     照三
遣唐使船持ち帰った種        輝
伝播した国々の土壌に息づく仏教   照三
柚子香り精進料理ととのえる     輝
石の上に三年柚子の実なるのに十年  照三
四千歳の屋久島の杉         輝
宇宙の時間一瞬の生の光       照三
もしかして夢だったかも走馬灯    輝
花開く一瞬逃すなカメラマン     照三
スキをうかがい猫パンチ出す     輝
猫の尾を烏突いて飛んでいく     照三
高き梢で勝利宣言          輝
勝利宣言浮かんでこない春の泥土   照三
桜日和であくび沢山         輝
心も体もお布団の中で猫になる    照三
高価なサプリ使わず健康       輝
起きてすぐウォーキングでおはよう  照三
長寿の村に移住希望者        輝
百歳まで生きるぞとラジオ体操    照三
御所の花見はこれからですね     輝
※京都御苑の桜です。

鐘響き

2024-04-17 12:51:23 | 俳句
鐘響きやまず花降りやまず 金澤輝
※写真は西京区西山別院。

徳山とスペースワールドと

2024-04-16 10:25:26 | 俳句
徳山とスペースワールドと
              金澤ひろあき
 父の一周忌で福岡へ行く途中、徳山と北九州市八幡を通りました。
 昭和の頃、日本の産業の中心は重化学工業でした。金属産業や石油化学産業が盛んだったので、徳山も北九州の工場もフル稼働でした。
 徳山のコンビナートは、煙突から煙が出ていましたし、夜景が話題になっていました。
 その頃、大学生だったのですが、九州と関西を行き来するフェリーから、徳山の色鮮やかな夜景を楽しんだこともありました。
  父も元気だった昭和の徳山の夜景 ひろあき
 北九州市八幡は、巨大な製鉄所があり、高炉が象徴のような街でした。私の父もここの社員でした。
 今は高炉も製鉄所も全てなくなってしまいました。跡地に建ったスペースワールドも無くなったようで、駅も寂しいです。
  おもかげを残す駅の名雨の音 ひろあき
※徳山とスペースワールド駅です。


雨の中

2024-04-16 07:57:54 | 俳句
雨の中の花がうつむく一周忌 ひろあき
※福岡県、秋月城への桜並木です。