今朝のみるさんは元気です。
食欲もあり、普通に動いています。
しかし、昨日の朝は最悪でした。
一昨日、病院で痛み止めの注射をしてからは元気にしていて普通に就寝しました。
でも、朝起きると…
起きたばかりは普通に動いていました。
私が洗濯物を干しに行って戻ってきたら動けなくなっていたのです。
自分のベッドに伏せたまま、ご飯も食べに来ない。
この14年間で初めての事です。
ベッドにご飯を持って行くと、伏せたままの状態で食べましたが、いつものようにキレイにお皿を舐めたりはしない。
薬を埋め込んだチーズも食べない。
みるさんが食べないなんて…
その後、お座りをしました。
ベッドの上で壁の方を向いて。
こちらに背中を向けたまま、ずっと。
長い時間、ずっと。
動けないのだと思いました。
痛みで少し震えているように見えました。
いつもならお昼寝するのに、寝る事も出来ない。
どうしたら良いのだろうと、ただ見つめる事しか出来ない。
今は触れない、動かしちゃいけない。
そんなビークルを見た事があります。
くぅさんがヘルニア手術で入院している時の事です。
そのビークルはダンボール箱の中でお座りしたまま先生達に診察室まで運ばれて来ました。
痛みでガタガタ震えていました。
ヘルニアで脊髄軟化症を発症していました。
1週間持たなかった。
麻薬並の痛み止めも効かずに、最後まで痛みに震え、悲鳴をあげていました。
その子の姿を思い出しました。
あまりに痛みの酷いヘルニアは、軟化症の可能性が高い気がするのです。
マイナスに考えがちな思考を絶たなければ。
みるさんは大丈夫!
みるさんなら大丈夫!
それから少しして、自ら伏せの状態になりました。
そして眠ったのです。
起きたら病院へ行く予定でした。
少しでも痛みが治まれば動かせる。
今は、動かしてはいけない。
なぜか、そう思いました。
本当なら今すぐにでも病院へ行った方が良いかもしれないけど。
違う気がしました。
そして、6時間眠ったみるさんは起きました。
普通に歩いて、プルプルまでしている。
まるで何事も無かったかのように。
あれから、また、いつ、動けなくなるか…
と心配していましたが、どんどん回復してきています。
昨日の6時間のお昼寝は、1週間分の自然治癒が起きていたのかもしれません。
やっぱり、みるさんは凄い。
ご飯を待つみるさんが、いつもの何倍も愛おしく。
これが、この普通の日常が宝物なんだと感じました。