いま、自分なりに、自分の理想とする教育の実践を目指し、その実現のために準備をしている。
過去の歴史の中で、教育を行う主とは学校であった。
しかし、これからの時代、学校に限らず、様々な機関や団体が教育に関り、積極的な活動をしてこそ、未来に羽ばたくことができる若者たちのお役に立てる。
この新しい試みへの道は、ただただ楽しみだ。
それだけに、できることであれば、志を同じくする仲間にいて欲しい。
すでに、お二人の方からアプローチをいただき、こんなに嬉しいことはない。
そんな私には、実は片思いをしている人がいる。
その人は、私と違い真面目で繊細で、なおかつ親切だ。
誰が見ても優秀であり、それがゆえに学校社会では居場所は少ない。
むろん、そんな優秀な方が、私とともに夢を追ってくれるとは思えないが、それでも真剣に片思いをしている。
私は、その方を見ていると、あの時の自分の境遇を見ているかのようで、とても他人事とは思えない。
そのジレンマとは、他人には容易には理解されず、しかも解決もままならない。
勝手ながら、その心境を、誰よりも理解しているつもりだ。
そうした、教育に携わるものとしての心の痛みを知っているからこそ、私はこの方に、片思いをしている。
これは簡単な片思いではない。
人の人生を左右するようなことであり、経済的な問題はもちろん、キャリア形成だって、不安になるかもしれない。
それでも、この先生となら、間違いなく素晴らしい展開がまっていると、私は確信している。
学校の教員にとって、教員を離れることは、精神的にかなりつらく、しかも何やら都落ちした気分になるかもしれない。
でも、知って欲しい。
このチャレンジは間違いなく成功するし、なおかつやりがいがある。
楽しいし、なによりノンストレスだ。
もし、よかったら改めてちゃんと話をさせてもらえたらと思う。
先生は、いま、様々な問題があり、私のことは後回しでいい。
でも、こうして梁山泊のように、少しづつ仲間を集い、新しい教育への取り組みを一緒にやれたら、今度こそ、あの葛藤から抜け出せる気がする。
「ペイフォワード」の立ち上げまで半年。