素晴らしい秋晴れの空。
なんとも清々しい。
さて、今日はNHK文化センター名古屋での2019年度4月期、最後の講義であった。
今回のテーマはこちら。
誤解ないように言えば、この講座では、ただ単に歴史の話をしているわけではない。
これは講座で使用するパワーポントで使用する最後の1枚だが、そこでは「差別」「アジア」というようなテーマで、ご参加していただいた方に提言をしている。
NHK文化センター名古屋さんに声をかけていただき、3年。
私の講座にご参加していただく方は、本当に素晴らしい方ばかりで、受験もないし、資格を取得する目的もなく、純粋に学問を楽しみに来ていただける。
だからこそ、私も90分の間に、様々な話をする。
自分の生い立ち、兄弟のこと、退職した学校の事、なぜ歴史を好きになったか、今の高校生の本当のすばらしさ、愛知高校のこと、私の将来の夢、大切なこと、そして自分の理想や志まで話をさせていただく。
それを皆さんは、時に笑顔で、時に真剣なまなざしで、そして終了時には、いつも拍手をしていただける。
私は最近よく思う。
なぜ歴史を学んできたのだろうか。
なぜ本を読んできたのだろうか。
なぜ、悩んで生きてきたのだろうか。
それは、こういう皆さんに出会うためだったのではないだろうか。
昨晩は、NHKでの講座の資料を作成していたら、終了は深夜の3時だった。
塾の前の通りは、こんなに静かだった。
でも、いつもいつも、こんな話をしよう、こんな話をしようと考えている時間は最高に楽しく、そんな日の深夜の景色は、心地よい。
そして、講座が終了すると、いつも空はこんなふうに褒めてくれる。
今期も、NHK文化センター名古屋の教室で、多くの皆様にお会いできて、本当にありがとうございます。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
もう、つぎの10月期が10月12日からスタートする。
また、多くの方とお会いできると思うと、本当に本当に楽しみでならない。
皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。
来期の内容はこちらです。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1115705.html