人生最良の5か月 | これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

ずっと、ずっと7月ころから続いていた、小論文指導、志望理由書作成指導、プレゼンテーション指導が、今日で一段落した。

先ほど、23時半に、最後の受験生が帰っていき、いまは塾内は静寂の時間だ。

 

すごく忙しくて、この5か月間で、休みは6日ほど、

途中で2度ほど体調不良にもなり、時には悲しいほどのストレスも感じた時期もあったが、いまはこの静寂のなかで、なんとも寂しい気持ちだ。

 

いまの場所に移転してきたのが5月1日。

それから多くの高校生と出会い、たくさん、たくさん、話をさせてもらい、何とも言えない笑顔を見せてもらい、時には涙も見せてもらい、こんな楽しい時間は人生でなかった。

むろん、私の力不足で、残念な結果になってしまった生徒もあり、この楽しさに甘えてはいけないことはわかっている。

 

それでもなお、彼らには感謝しかない。

 

いま、この静寂の塾にいると、なんとも、なんとも寂しい。

もう、彼らは来ないのかなあ、会えないのかなあ、話せないのかなあ・・・・

もう、彼らからLINEはこないのかなあ・・・・

 

それでも、本当に素晴らしい、人生最良の5か月だった。

先日、ある生徒に聞かれた。

 

「先生は、人生でいつが一番楽しかったですか?」

 

むろん、答えはわかってる

 

「いまにきまってる!!!」

 

本当に本当にありがとう・・・