介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【生活保護】ケースワーカー次第で何とでもなるのか?

2019.09.12

 

このブログ記事の中でも生活保護の記事は大変関心が高いカテゴリーです。

 

もう、ずいぶん前に書いた記事が下の記事ですが、ずーと長く一定のアクセスを保っていて、よく読んで頂いています。

 

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さて、今回のテーマなのですが「【生活保護ケースワーカー次第で何とでもなるのか?」でお送りします。

 

我が兵庫県明石市の出来事です。

当時50代の男性職員が、生活保護受給者に1年間1度も会っていないのに、いかにも家庭訪問をしたかの様に「ケース記録」に書いていた事が発覚しました。

 

要は、いま流行り?の捏造ですね(苦笑)。

 

神戸新聞(2019.09.12)

神戸新聞(2019.09.12)

※ケース記録と言うのは、ケースワーカーが「通院」「就労状況」など、生活保護受給者の暮らしぶりを記録するもので、保護を継続するべきか?その根拠を詳しく書くのです。

(*'ω'*) だから…これを改ざん・捏造してしまえるなら、生活保護を受給出来るかどうか?はケースワーカー次第」を言う事になり、制度が根底から覆る事になります。

 

今回の場合は、家庭訪問をしないケースワーカーに不信感を抱いた、生活保護受給者からの指摘で発覚したと言うケーズで、不正受給は無かったものと捉えられています。

 

この件とは関係なく、こんな事がまかり通るなら、保護受給者とケースワーカーがグルになって、生活保護費を山分けとか出来る理屈です。

 

生活保護は、本当に法的に認められる「困った人」の為のセーフティーネットであって、不正受給は根絶しないとイケません。そうじゃないと、本当に必要な人が後ろめたさを感じる制度になってしまいます。

 

明石市の関係者には、襟を正して頂きたいです。

では、また次回です。by おしょぶ~

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