道路の下に交差点！？ 世宗市BRT 世宗ターミナルバス停＆世宗高速市外バスターミナルバス停の続きです。

 

　

前回紹介した世宗市BRTの世宗ターミナルバス停から徒歩数分、世宗高速市外バスターミナルバス停の目の前にある「世宗高速市外バスターミナル」バス停です。

世宗市の郊外に位置し、世宗市から各都市への高速バス、市外バスの拠点として重要な役割を果たしています。

 

　

バスターミナルの建物内に入るとまずは切符売場があります。

高速バスは券売機等の設置はなく、予約分も含めて乗車券は窓口で購入する形となります。

市外バスについては窓口のほか、クレジットカード専用の自動券売機が数か所に設置されています。この自動券売機は国際カードに対応し、日本語を含む多言語表示にも切り替えすることができますので、外国人も簡単に利用することができます。

但し、自動券売機では一部の経由地の乗車券を購入することができません。券売機で出てこない行き先の乗車券については窓口で購入する形になります。

 

　

バスターミナルの建物内にはベンチの並んだ広い待合スペースと、端の方に飲み物やお菓子などを販売する売店があります。

 

　

ホームへと出てきました。このバスターミナルは高速バス、市外バス兼用であるため、市外バスと高速バスの乗り場が同じホーム上に並んでいます。

高速バスは世宗始発の路線が多いのに対し、市外バスは清州など他の場所を始発としている路線が多いようです。

 

　

それでは世宗高速市外バスターミナルを発着する路線について紹介します。

まずは高速バスからです。高速バスは世宗始発で、途中、市街地にある世宗庁舎バス停に停車する路線が多くなっています。世宗庁舎から乗車される方も参考にしながらご覧ください。

最初はソウル江南行きです。朝5時30分～23時30分まで、15～30分おきに運行されています。

車両は主に3列シートの優等バスを使用していますが、2018年7月20日より一部の便でプレミアム高速バスの運行が開始されています。

 

ソウル江南行きは一部の便が竹田経由となっています。

竹田経由便は朝5時41分～22時31分まで毎時1本程度運行されています。

 

こちらは釜山行き。朝8時、11時30分、13時、16時30分、18時30分発の合計5本が運行されています。

車両は3列シートの優等バスを使用しています。

 

こちらは釜山沙上(西釜山)行き。朝9時、15時30分発の2本のみが運行されています。

車両は3列シートの優等バスを使用しています。

 

高速バスはこのほかにも馬山経由昌原行きが朝8時10分、12時50分、17時30分発の合計3本運行されています。

 

ここからは市外バス路線を紹介します。市外バス路線は清州や公州始発発着の路線も多いため、発車時刻直前まで待たされることもあります。

最初は東ソウル行き。朝7時～19時40分まで、1時間に1～2本程度が運行されています。

車両は主に4列シートの一般バスを使用しています。

 

こちらはソウル南部行き。朝6時30分～20時40分まで1～2時間に1本程度が運行されています。

車両は主に3列シートの優等バスを使用しています。

 

　

こちらは仁川国際空港行き。第1ターミナル、第2ターミナルのどちらへも行きます。

早朝3時40分～4時20分までは10～20分おき、早朝4時55分～16時30分までは30～90分おきに運行されています。

車両は主に3列シートの優等バスを使用しています。

 

こちらは高陽行き。朝9時20分、12時20分、18時20分発の合計3本が運行されています。

車両は主に4列シートの一般バスを使用しています。

 

こちらは亀尾経由東大邱行き。朝8時10分、13時50分、18時15分発の合計3本が運行されています。

車両は主に3列シートの優等バスを使用しています。

 

こちらは慶州経由浦項行き。朝9時10分、11時10分、15時20分、19時10分発の合計3本が運行されています。

車両は主に3列シートの優等バスを使用しています。

 

こちらは光州行き。朝8時10分～21時まで90分～2時間に1本程度運行されています。

車両は主に3列シートの優等バスを使用しています。

 

こちらは慶北道庁、安東経由永州行き。12時20分発の1本のみが運行されています。

車両は3列シートの優等バスを使用しています。

 

こちらは舒川経由群山行き。15時05分発の1本のみが運行されています。

車両は4列シートの一般バスを使用しています。

この路線はインターネットでの予約はできず、当日に窓口のみで乗車券販売が行われています。

 

こちらは巨済と平沢を結ぶ路線。世宗を経由しており、平沢行き、巨済行きのどちら方向へも乗車できます。

毎日2往復が運行されています。この路線はインターネットでの予約はできず、当日に窓口のみで乗車券販売が行われています。

このため、インターネットの予約サイトにて発車時刻を事前に調べることはできません。

車両は4列シートの一般バスを使用しています。

 

　

清州、鳥致院、公州、大田儒城、大田庁舎、扶餘行きなどは1日20～30本前後運行されており、各地から世宗経由で運行する便に乗車することができます。

これらの路線は世宗から乗車する場合はインターネットでの予約や座席の指定はできず、当日に窓口や自動券売機で乗車券を購入して、直近の便の空席を利用することになっています。

 

このほか、仁川、富川、議政府、城南、水原、天安、安養、全州、普州、春川行きなどの路線も運行されています。

本数の少ない路線も多くありますので、ご利用の際にはご注意ください。