宜蘭縣礁溪郷 礁溪轉運站(礁渓バスターミナル) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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礁渓温泉への新速達ルート! 國光客運1881路 圓山轉運站(玉門)→礁溪轉運站の続きです。

 

宜蘭縣礁溪郷にある礁溪轉運站(礁渓バスターミナル)です。

礁渓温泉街にあるバスターミナルで、バスを降りてすぐに温泉観光が楽しめるので便利です。周囲には温泉宿が多数建ち並んでいます。

 

 

早速バスターミナルに入っていきます。中には座ってバスを待つことができるベンチや、トイレ、USB充電設備などが完備されています。

 

 

建物内には首都客運、葛瑪蘭客運の窓口が待合スペースの両脇に、國光客運の窓口が待合スペースの後ろにあります。

首都客運、國光客運共同運行の基隆行きは首都客運の窓口で、統聯客運の桃園空港行きは葛瑪蘭客運の窓口で乗車券を発売しています。

また、首都客運の台北(市府轉運站)行き、首都客運、國光客運共同運行の基隆行き、國光客運の台北(圓山)行きは悠遊カードなどのICカードでそのままバスに乗車できます。但し乗車前に、台北(市府轉運站)行き、基隆行きは首都客運の窓口で、台北(圓山)行きは國光客運の窓口で番号札(無料)を受け取る必要があります。

葛瑪蘭客運の路線は座席指定制のためICカードでの乗車はできませんが、乗車券購入時にICカードで支払いをすることができます。

 

 

各事業者の乗り場には次のバスが何分かを表示するモニターが設置されています。

 

 

バスターミナルにはコンビニ(HiLife)のほか、いくつかのお店が入居しています。

また、バスターミナルの外にはコインロッカーもあります。

 

 

ホームに出てみます。入口側(コンビニ側)から見て、奥が高速バスの乗り場、コンビニ前付近が一般路線バスの乗り場となっています。

 

 

一般路線バスの乗り場付近にはバス停ポールが複数立っているほか、建物内外には各路線が後何分でやってくるかを表示するバスロケーションがあります。

 

それでは礁溪轉運站を発着しているバス路線を紹介します。

まずはここまで乗車してきた國光客運の1881路。2019年4月23日に開通したばかりの新路線です。

礁溪を発車すると台北の圓山轉運站までノンストップで運行しています。

朝6時20分~22時まで(金曜、日曜は22時25分まで)、20~30分おき程度で運行されています。

 

 

こちらは首都客運の1572路。信義行政中心(MRT象山駅至近)を経由して台北の市府轉運站まで運行しています。

この路線は礁溪轉運站始発の市府轉運站行きと、羅東を始発とし、宜蘭を経由した後に礁溪に寄り、市府轉運站を目指す緩行便の2つの系統が運行されています。どちらの系統も礁溪から台北方面へ向かう分には停車地や所要時間に差はありません。但し、羅東から来る便の場合は時間ギリギリまで乗り場で待つ形になります。

朝6時30分~23時30分頃まで、毎時2~4本程度が運行されています。土休日は信義行政中心に停車せずに市府轉運站まで直行するノンストップ便も増発されてこれ以上の本数が確保されています。

 

 

こちらは葛瑪蘭客運の1915路。科技大樓站(MRT科技大樓駅)、台北駅前、萬華駅前を経由して板橋客運站へ運行しています。

台北駅前まで乗り換えなしで行けるため利便性が高い路線と言えますが、台北市内の下道区間が少し長いため、渋滞時などは上の1572路を利用して市府轉運站(MRT市政府駅)からMRT板南線に乗り換えて台北駅へ向かう方が早いこともあります。

また、1915路はほぼ全ての便がMRT科技大樓駅を経由しますので、こちらでMRT文湖線に乗り換えて台北市内各地へ行くことも可能です。また萬華、板橋へも行きますので、これらの方面へ行かれる際も1915路の利用が便利です。

1915路も礁溪轉運站始発の台北・板橋行きと、羅東始発宜蘭経由で礁溪へやってきて台北方面へ向かう2系統が乗り入れますが、台北、板橋方面へ利用される際はどちらに乗っても停車地や所要時間に差はありません。

朝5時30分~深夜0時30分頃まで、10~60分おきに運行されています。週末には増発便が運行され、これ以上の本数が確保されることもあります。増発便は台北駅終着となることもありますのでご注意ください。

 

こちらは統聯客運の1661路。桃園国際空港第一ターミナル及び第二ターミナルへと運行しています。

一部の便は林口站や桃園市の經國轉運站(経国バスターミナル)も経由しています。

24時間運行の路線となっており、終日毎時1~2本程度が運行されています。

この路線は羅東始発宜蘭経由で礁溪へやってくるため、発車の時間ギリギリまで待合室でバスを待つ形となります。

 

 

ここからは礁溪周辺などを運行する一般路線バスについて紹介していきます。

こちらは112路です。首都客運と葛瑪蘭客運が二社で共同運行しています。

礁溪湯圍溝、大忠路、仁愛路、温泉路、礁溪火車站(臺鐵礁溪駅)などを経由して再び礁溪轉運站に戻ってくる循環線です。

礁溪温泉街の散策などに便利な路線ですが、温泉街などを回った後に礁溪駅に向かうため、早く礁溪駅に行きたい場合は礁溪湯圍溝バス停で降りて徒歩で向かうのが便利です。また113路、紅1路、1766路など多くの一般路線も礁溪駅に止まります。

112路は平日は朝6時~21時45分まで、土休日は朝7時~21時20分まで、10~15分間隔程度で運行されています。

 

こちらは紅1路及び1766路。國光客運が運行しています。平日と土休日で路線番号と始発終着地が変わりますが、主な経路は同じですので一緒に紹介します。

平日は1766路として鳥石港と南方澳の間を運行し、礁溪から鳥石港行きに乗車すると頭城方面へ、南方澳行きに乗車すると四城、宜蘭轉運站、羅東夜市、羅東轉運站、蘇澳新駅、蘇澳轉運站方面へ行くことができます。

土休日は紅1路として外澳と羅東轉運站の間を運行し、礁溪から外澳行きに乗車すると頭城、鳥石港方面へ、羅東轉運站行きに乗車すると四城、宜蘭轉運站、羅東夜市方面へ行くことができます。羅東から先の蘇澳、南方澳方面へは、土休日に宜蘭と南方澳の間を運行している紅2路に乗り継ぐことで向かうことができます。

1766路は朝6時頃~21時30分頃まで30~50分おき程度、紅1路は朝6時~22時頃まで15~40分おき程度に運行されています。

 

 

このほか、礁溪駅と佛光大学を結ぶ台湾好行緑11路、礁溪駅と東北角風景區外澳站を結ぶ131路なども礁溪轉運站に停車しています。

 

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