宜昌市 宜昌東站公交站(宜昌東駅市内バスターミナル)の続きです。
宜昌東駅そばにある「宜昌汽車客運中心站」(宜昌東駅長距離・都市間バスターミナル)です。
こちらからは省内外の各都市へ向かう長距離バスが運行されています。また、宜昌市は規模の大きな市であるため、高速道路経由で市内主要箇所へ向かう市内都市間バスもこちらのバスターミナルより運行されています。
宜昌汽車客運中心站へのアクセスは宜昌東駅を出て左手へと進み、市内バスターミナルのそばにある(線路に並行する)歩道橋を渡った先にあります。バスターミナルの建物が大きく遠くからも見えるため、進む方向を間違えなければ簡単に到達できると思います。
宜昌汽車客運中心站から出発するバスに乗車するにはあらかじめ乗車前に乗車券を購入する必要があります。
乗車券は実名制となっており、購入にはパスポートの提示が必要となっています。
自動券売機もありますがこちらは中国の身分証をお持ちの方専用となっていますので、外国人の方などは窓口で購入することになります。
宜昌汽車客運中心站には「宜昌旅游集散中心」という施設も入っており、ホテルや食堂などが入居しています。
それでは宜昌汽車客運中心站を発着する主な路線を紹介します。なお、一部路線は宜昌長途汽車客運站を始発としているため、運行時間は多少前後することがあります。
まずは宜昌市内の主要地を結ぶ城際公交を紹介します。
宜昌市では2014年~2018年にかけて市内各主要地や周辺都市への移動の利便性を向上するため、高速道路経由の市内線である城際公交の運行を開始し、路線網を徐々に拡大させていきました。市民の移動のみならず、旅行者の観光の利便性向上にも貢献しています。
城際公交には基本的に800番台の路線番号が付与されています。
最初は枝江行きの805路です。朝6時30分~19時10分まで運行されています。
枝江行きについては城際公交でない路線も運行されており、こちらは「枝江低速」などと表記されている場合が多いです。
この低速の方に乗車すると、所要時間が長くなる上に運賃も高くなりますのでご注意ください。
こちらは当阳行きの806路です。朝6時50分~21時10分まで、15~20分おきに運行されています。
当阳行きも城際公交でない便があり、こちらも「当阳低速」などと表記されています。低速の方は所要時間が長く、運賃も高くなります。
こちらは远安行きの807路です。朝6時~18時20分まで運行されています。
こちらは兴山行きの808路です。朝7時~18時まで、約30分おきに運行されています。
こちらは秭归(秭归县茅坪港客运站)行きの809-2路です。朝6時40分~18時40分まで、10~20分おきに運行されています。
この路線は三峡大坝旅游景区の最寄りである三峡坝区游客中心站を経由します。
こちらは漁洋关経由五峰行きの812路。朝7時20分~18時20分まで約30分おきに運行されています。
なお、漁洋关まで利用の方は漁洋关行きの802路も利用できます。
こちらは長阳行きの813路。朝7時~18時30分まで運行されています。
こちらは宜都行きの821路。朝6時~19時30分まで運行されています。
ここからは城際公交以外の運行路線を紹介します。
こちらは宜昌三峡空港行きの空港バス。朝8時~20時55分まで、30分~3時間25分おきに運行されています。
こちらは监利行き。朝8時10分~14時50分まで、1日4本が運行されています。
こちらは荆门行き。朝7時15分~18時まで、40~60分おきに運行されています。
こちらは奉节行き。朝7時30分~18時まで、90~120分おきに運行されています。
こちらは襄阳行き。朝8時~18時30分まで、55~120分おきに運行されています。
こちらは巴东行き。朝6時50分~19時まで、40分~1時間20分おきに運行されています。
こちらは梅家河・肖家坪行き。12時10分発、13時40分発の2本が運行されています。
こちらは刘家场行き。12時39分発、17時40分発の2本が運行されています。
こちらは武漢経由済南行き。13時30分発の1本が運行されています。
なお、武漢行きの便はこれ以外に9時~17時30分まで4本が運行されています。
このほか、宜昌汽車客運中心站からは松滋行き、温州行き、泉州行き、広州行き、深圳行き、松柏行き、北京行き、浜州行き、鄭州行きなどが運行されています。
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