宜昌快速公交 葛洲坝站(宜昌BRT 葛洲坝バス停)の続きです。
葛洲坝站からさらに宜昌快速公交のバスを利用して一番端まで行くことにします。
続いて乗車したのはB100路です。B100路は電脳城と夷陵客運站を結んでいる路線です。このB100路とB9路を葛洲坝站などで乗り継ぐことで、宜昌東駅から夷陵客運站まで続く宜昌快速公交のバス専用道全区間を乗車することができます。
B100路夷陵客運站行きは朝5時55分~22時55分まで約3分おきという高頻度運行を行っています。
B100路のバスは全ての車両がBRT用に作られた車両で運行されており、連節バスはなく全て単車での運行です。
扉は両側に設置されており、左側は中ほどに二ヶ所、右側は一番前と中ほどに一ヶ所ずつの扉があります。
B100路は葛洲坝站が始発ではなく、電脳城からやってくるためかなり混雑した状態で到着しました。途中で徐々に空き始め、運転席後ろ寄りにある中向きの座席に座ることができました。
葛洲坝站を出発したバスは引き続きバス専用道を進みます。この先は交差点や高架道路があるため、一部の区間はバス専用道が独立した所を通る箇所もありました。
葛洲坝站から先はバスの本数が少し減るため、ホームは上下線共用の1面2線となり、上下線のバスが向かい合わせで同じホームに発着する形に変わります。
途中にバス専用道が整備されていない区間があり、この区間は一般車と同じレーンを走ります。
この区間のバス停ではバス停に運賃を収受できる設備がないため、バス右側前の扉から乗車して車内にて運賃を支払う形を取ります。
しばらくするとバスは湖のそばを走行し、車窓左側からは樹木の間からこの湖を眺めることができます。
その後は再びバス専用道が整備された区間となり、道路中央側に設けられたバス停に発着する形に戻り、運賃もバス停収受に戻ります。
途中の一般車道を片側1車線のみにしてでもバス専用道を整備する公共交通優先の姿勢には本当に頭が上がりません。
そして葛洲坝站から30分ほどの乗車でバスは終点の夷陵客運站に到着しました。
夷陵客運站ではバスターミナル内にある専用のバス乗り場で乗降扱いを行いますが、降車はバスターミナルの車庫内にて行われました。
こちらでは両側全ての扉が開き、全ての扉から降車可能という豪快な降車扱いを行いました。
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