越後湯沢から上越地域へお得に楽々移動! 北越急行ほくほく線 超快速スノーラビット | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回はこちらの快速列車を紹介します。

 

 

今回紹介するのは新潟県の北越急行ほくほく線を運行する「超快速スノーラビット」です。

かつて特急はくたか号が運行し、首都圏と北陸の間の速達ルートとして長年愛されてきたほくほく線ですが、現在はその役割を北陸新幹線に譲り、地域輸送主体の鉄道になっています。しかし、北越急行としては首都圏と上越地域の都市間輸送としての役割を引き続き担い続けたいという願いもあり、越後湯沢~直江津間に速達列車を新規設定しました。それがこちらの超快速スノーラビットです。

従来より運行している快速列車より停車駅をさらに少なく設定し、直江津~十日町~越後湯沢間の移動により特化した列車になっています。

それまで特急はくたか号が最高速度160km/hで走行していたほくほく線を超快速スノーラビットは110km/hで走行し、できる限りの所要時間短縮を図っています。

 

 

超快速スノーラビットの運行ダイヤについて説明します。

超快速スノーラビットは越後湯沢発直江津方面行きが2本(朝9時14分発、9時56分発)、直江津発越後湯沢行きが1本(13時53分発)運行されています。

このうち、越後湯沢9時14分発の便は直江津から先、えちごトキめき鉄道線に乗り入れて新井まで運行します。直江津~新井間は各駅停車となります。

停車駅は六日町、十日町、まつだい、虫川大杉、直江津の順に止まります。

但し、越後湯沢9時56分の便は停車駅が異なり、越後湯沢を発車すると十日町、直江津のみに停車します。ご注意ください、

 

 

車内設備について紹介します。

超快速スノーラビットは1両編成もしくは2両編成での運行で、主に2種類の車両が使用されています。ひとつは写真のような転換クロスシートの車両で、進行方向に向かって2人掛けの座席が並びます。

もうひとつは4人がけのボックスシートや横長のロングシートが並ぶセミクロスシート車両です。

車両についてはその日によって運用が変わりますので、どちらが来るという確証はありません。

但し、毎週日曜日の越後湯沢9時14分発の新井行き、直江津13時53分発の越後湯沢行きの超快速スノーラビットは車内でシアター上映が行われる「ゆめぞら」という車両が充当されるため転換クロスシート車両が使用されます。ゆめぞらは各列車ともに2両編成のうちの直江津側の1両となります。越後湯沢側の1両はシアター上映はない通常車両となり、こちらはセミクロスシート車両の場合があります。

 

超快速を含む北越急行ほくほく線の車両にはトイレの設備がありません。トイレは乗車前に済ませるようにしてください。

越後湯沢駅のトイレはほくほく線ホームの後方(水上寄り)に、直江津駅のトイレは陸橋上改札口付近にあります。

 

 

最後に超快速スノーラビットを利用するにあたっての注意事項やお得な利用方法について紹介します。

越後湯沢~直江津間の運賃は1510円です。ゆめぞら車両も含めて特急券などは必要なく、運賃(乗車券)のみで利用可能です。

超快速スノーラビットの停車する全ての駅ではほくほく線各駅や直江津、越後湯沢までの乗車券を購入することができます。

なお、超快速スノーラビットは途中の六日町~犀潟の間は北越急行ほくほく線というJR線ではない第3セクターの路線を走行します。

ほくほく線では青春18きっぷなど、JRが発売する一部の割引きっぷは利用できません。六日町~犀潟間のほくほく線区間の運賃(1090円)を別途お支払いください。精算は発車前か終点到着後などの停車中に運転士が受け付けます。

ほくほく線区間の運賃を支払わずに利用した場合は不正乗車となりますので、必ず運転士に申し出て支払うようにしてください。

超快速スノーラビットの停車駅のうち、まつだいと虫川大杉の2駅は無人駅となるため、降車時に運転士が乗車券、運賃を回収します。お手元にご用意ください。また、無人駅から乗車の場合は1両目後方のドアより乗車の上で整理券をお取りください。

 

ほくほく線をお得に利用する方法としてはえちごツーデーパスがあります。

えちごツーデーパスは土日などの週末や大型連休などに新潟県内のJR線、北越急行ほくほく線、えちごトキめき鉄道線などが2日間乗り放題となるフリーきっぷです。こちらはGoToトラベルの地域共通クーポンを使用しての購入も可能です。詳しくはえちごツーデーパスの記事をご覧ください。

また、東京から直江津まで移動する際、北陸新幹線で上越妙高へ出て上越妙高から直江津までえちごトキめき鉄道線を利用すると、えきねっとで発売されている「お先にトクだ値スペシャル」を利用した場合は新幹線4610円+えちごトキめき鉄道線340円の合計4950円ですが、上越新幹線で越後湯沢へ出てほくほく線を利用すると、「お先にトクだ値スペシャル」を利用した場合は新幹線3290円+ほくほく線1510円の合計4800円となり、少しだけですが安くなります。

上越新幹線は本数も多く、ほくほく線では超快速スノーラビット以外にも快速列車などが運行されており速達性も高くなっていますので、直江津方面へお越しの際はほくほく線経由もぜひご検討ください。

 

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