フランス語特集、最終回の今日は「音」についてです。
学生時代、初めてのパリで印象に残ったのは、巷の女子たちの喫煙率の高さ、そして声の低さです。
15年以上前のことなので、今は状況が変わってきているかもしれません。
しかし、当時は小顔でロングヘアーの可愛らしい女の子たちがタバコをふかしながらボソボソと会話をする姿に軽い衝撃を受けました。
女子といえばキャピキャピしているのが一般的ですが、フランス語の特性上どうしても声が低くなってしまいます。
私自身も元々落ち着いた声ですが、英語や日本語の時と比べて、フランス語で話す時はさらに低音にならざるを得ません。
起伏が激しく感情表現しやすい英語(特にアメリカ英語)や、母音が多く単調な日本語とは違い、フランス語は常に底辺の音が起点となり、全体にもやがかかっているようなイメージです。
曇り空のパリも雰囲気があります♪
音感的には青森弁と近いといわれるのも納得!
隣国のイタリア語やスペイン語とは、同じラテン語系で文法も酷似しているのに、雰囲気が全く違うのが未だに謎です。
世界一美しい言語と称されるフランス語。
このミステリアスさが人々を惹きつける一因なのかもしれません。
フランス語の世界に足を踏み入れたい方は、ぜひ当レッスンにお越しくださいね☆