ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲【I】
曲名(タイトル)
- 曲名/タイトル(日本語)
- レコーディング年
- 作詞・作曲者名
- リード・ヴォーカルなど
【備考】曲に関する備考など
- ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲
- I
- I Am The Walrus
- I Call Your Name
- I Don’t Want To Spoil The Party
- I Feel Fine
- I Me Mine
- I Need You
- I Saw Her Standing There
- I Should Have Known Better
- I Wanna Be Your Man
- I Want To Hold Your Hand
- I Want To Tell You
- I Want You(She’s So Heavy)
- I Will
- If I Fell
- If I Needed Someone
- If You Love Me Baby
- I’ll Be Back
- I’ll Cry Instead
- I’ll Follow The Sun
- I’ll Get You
- I’m A Loser
- I’m Down
- I’m Happy Just To Dance With You
- I’m Looking Through You
- I’m Only Sleeping
- I’m So Tired
- In My Life
- It Won’t Be Wrong
- It’s All Too Much
- It’s Only Love
- I’ve Got A Feeling
- I’ve Just Seen A Face
- I
ビートルズのシングル・アルバムの主な収録曲
I
I Am The Walrus
- アイ・アム・ザ・ウォルラス
- 1967年9月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
「ウォルラス」というモチーフはジョンが幼少期から好きだった『鏡の国のアリス(ルイス・キャロル)』の「セイウチと大工」から。自分の声が嫌いというジョンがわざとヴォーカルを歪ませてレコーディングされたといわれている。アルバム「Magical Mystery Tour」に収録。
I Call Your Name
- アイ・コール・ユア・ネーム
- 1964年2月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
ジョンが作曲を始めたばかりの頃(15歳ぐらい)に書いた曲をその後アレンジを加えて発表された曲。ジョージが12弦ギターを弾いている。アルバムでは米国盤「The Beatles Second Album」や「Past Masters」などに収録されている。
I Don’t Want To Spoil The Party
- パーティーはそのままに
- 1964年10月
- Lennon-McCartney
- John Lennon & Paul McCartney
【備考】
元々はリンゴのために作られた曲と言われているジョンのアコースティック・ギターとジョージのカール・パーキンス風のギター・ソロが印象的な曲。アルバム「Beatles For Sale」に収録。
I Feel Fine
- アイ・フィール・ファイン
- 1964年10月
- Lennon-McCartney
- John Lennon & Paul McCartney
【備考】
1964年11月にリリースされたビートルズの8枚目のシングル曲。日本武道館公演でも演奏された。アルバムでは「Beatles No.5!」(日本及びヨーロッパの一部で発売)や「Past Masters」などに収録されている。
I Me Mine
- アイ・ミー・マイン
- 1969年1~2月
- George Harrison
- George Harrison
【備考】
ブルース・タッチのイントロから一転して激しめなロックン・ロールへとブラックなフィーリングのサウンドが特徴の曲。当時は不仲説があったポールにジョージが当てつけた曲と言われていたこともあったが、ジョージは「自分自身のエゴの問題を歌った」とコメントしている。なお、この曲にはジョンは参加していない。アルバム「Let It Be」に収録。
I Need You
- アイ・ニード・ユー
- 1965年2月、6月
- George Harrison
- George Harrison(John,Paul)
【備考】
セカンド・アルバムに収録された「Don’t Bother Me」から数えて2作目となるジョージのオリジナル曲。初めてアルバム収録曲に取り入れたジョージの「ヴァイオリン(ヴォリューム)奏法」を聴くことができる。アルバム「Help!」に収録。
I Saw Her Standing There
- アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
- 1963年3月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney(John)
【備考】
ポールがリード・ヴォーカルの1962年のハンブルグ・ライヴでも歌われているビートルズ初期の代表的なロックン・ロール・ナンバー。ポールは後に「この曲の印象的なベース・ラインはチャック・ベリーの曲(I’m Talking About You)と同じものだとネタバレしている。デビュー・アルバム「Please Please Me」に収録。
I Should Have Known Better
- 恋する二人
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
ジョンのハーモニカが印象的なフォーク・ロック調の曲。ジョンの弾くギブソン「J-160E」のカッティングとジョージの弾くリッケンバッカー「360-12」の12弦ギターが独特のビートルズ・サウンドを形成している。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
I Wanna Be Your Man
- アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン
- 1963年7月
- Lennon-McCartney
- Ringo Starr
【備考】
当時ローリング・ストーンズのマネージャーであったアンドリュー・ルーグ・オールダムの依頼によりジョンとポールがストーンズのために作った曲。日本ではこの曲がストーンズのデビュー曲(英国ではセカンド・シングル)となった。ビートルズではリンゴがリード・ヴォーカル。アルバム「With The Beatles」に収録。
I Want To Hold Your Hand
- 抱きしめたい
- 1963年7月
- Lennon-McCartney
- John Lennon & Paul McCartney
【備考】
1963年11月にリリースされたビートルズ5枚目のシングル曲。米国ではキャピトルからのデビュー・シングル曲として発表された。アルバムでは日本編集盤「ビートルズ!(Meet The Beatles)」や「Past Masters」などに収録されている。
I Want To Tell You
- アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
- 1966年5~6月
- George Harrison
- George Harrison
【備考】
当時、インド音楽の影響を強く受けていたジョージの作品。ただ、インドっぽいニュアンスが漂う曲であるが、この曲ではインドの楽器は使用されていない。アルバム「Revolver」に収録。
I Want You(She’s So Heavy)
- アイ・ウォント・ユー
- 1969年8月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
ジョンがオノ・ヨーコに捧げた曲と言われている。「大切な言葉だから、ただ繰り返した」という簡単な歌詞と比較して曲は重厚。図太いサウンドを得るためにジョンとジョージは何度もギターをオーヴァーダビングしている。アルバム「Abbey Road」に収録。
I Will
- アイ・ウィル
- 1968年9月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
ポールの軽いギター・タッチの弾き語りが印象的なポップなバラード。ジョンとリンゴがパーカッションで参加しているが、この曲にはジョージは参加していない。ホワイト・アルバムとして知られる「The Beatles」に収録。
If I Fell
- 恋におちたら
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- John Lennon & Paul McCartney
【備考】
ビートルズ独特とも言える美しいハーモニーを前面に押し出したソフトなバラード曲。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
If I Needed Someone
- 恋をするなら
- 1965年10~11月
- George Harrison
- George Harrison(John,Paul)
【備考】
ジョージのリード・ヴォーカルとジョージの12弦ギターが活かされたサウンドが印象的なナンバー。日本武道館公演でも演奏された。アルバム「Rubber Soul」に収録。
If You Love Me Baby
- イフ・ユー・ラヴ・ミー・ベイビー
- 1961年5月
- Charles Singleton-Waldenese Hall
- Tonny Sheridan:lead vocal
【備考】
トニー・シェリダンをヴォーカルに迎えレコーディングされた作品。ドラムスはピート・ベスト。アルバム「In The Biginning(1961)」に収録。
I’ll Be Back
- アイル・ビー・バック
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul,George)
【備考】
ジョンとジョージのアコースティック・ギターが独特の雰囲気を醸し出す落ち着いたメロディのポップス・ナンバー。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
I’ll Cry Instead
- ぼくが泣く
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
ジョンのダブル・トラック・ヴォーカルでAメロとBメロを別々に録音してつなぎ合わせた、リンゴが好みそうなカントリー・タッチの曲。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
I’ll Follow The Sun
- アイル・フォロー・ザ・サン
- 1964年10月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
ポールがデビュー前の16歳頃に書いたと言われているソフトなフォーク・タッチのメロディが印象的なバラード曲。ハーモニー・ヴォーカルはジョン。アルバム「Beatles For Sale」に収録。
I’ll Get You
- アイル・ゲット・ユー
- 1963年7月
- Lennon-McCartney
- John Lennon & Paul McCartney
【備考】
ビートルズの4枚目のシングル「She Love’s You」のB面曲。ハーモニカがサウンドを彩り、ジョンの「Oh yeah」の超低音ヴォーカルも聴ける。アルバムでは「Past Masters」などに収録されている。
I’m A Loser
- アイム・ア・ルーザー
- 1964年9月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul)
【備考】
米国ツアー中に会ったボブ・ディランの影響も感じられるフォーク&カントリー・タッチの曲。ジョンのハーモニカとジョージのチェット・アトキンス風のギターが印象的。アルバム「Beatles For Sale」に収録。
I’m Down
- アイム・ダウン
- 1965年2月、6月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
ビートルズの10枚目のシングル「Help!」のB面曲としてリリース。ジョンがハモンド・オルガンをプレイしている。日本武道館公演でも演奏された。アルバムでは「Past Masters」などに収録されている。
I’m Happy Just To Dance With You
- すてきなダンス
- 1964年3月
- Lennon-McCartney
- George Harrison
【備考】
主にジョンが作った曲と言われているが、リード・ヴォーカルはジョージ。ジョンが「自分のキーでは歌いづらい部分がある」ということでジョージに提供された軽快でノリのいいナンバー。アルバム「A Hard Day’s Night」に収録。
I’m Looking Through You
- 君はいずこへ
- 1965年10~11月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney(John)
【備考】
当時のポールの恋人、女優のジェーン・アッシャーに向けて書いたと言われているミディアム・テンポのポップ・ナンバー。この曲でポールはベースの他にリード・ギターも弾いている。アルバム「Rubber Soul」に収録。
I’m Only Sleeping
- アイム・オンリー・スリーピング
- 1962年5~6月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul,George)
【備考】
ジョンがヴォーカルの「時間に追われる現代人を風刺した」曲。気だるいヴォーカルと雰囲気の曲調にジョージの「逆回転ギター・サウンド」がマッチしている。アルバム「Revolver」に収録。
I’m So Tired
- アイム・ソー・タイアード
- 1968年10月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
ジョンのヴォーカル、歌詞の内容と、いかにも「疲れた」といった気だるいムードの曲。歌詞に出てくる「ウォルター・ラリー卿」は16~17世紀にかけて喫煙の習慣を広めたと言われている人物。ホワイト・アルバムとして知られる「The Beatles」に収録。
In My Life
- イン・マイ・ライフ
- 1965年10~11月
- Lennon-McCartney
- John Lennon(Paul)
【備考】
ジョンはこの曲を「自分の代表曲のひとつ」であり「人生を歌った最初の曲」とコメントしている。印象的な間奏のピアノはプロデューサーであったジョージ・マーティン。アルバム「Rubber Soul」に収録。
It Won’t Be Wrong
- イット・ウォント・ビー・ロング
- 1963年7月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
前奏なしでヴォーカルから始まる「Yeah Yeah」という掛け合いのコーラスが印象的なロックン・ロール・ナンバー。元々はシングル用に作られた曲と言われている。アルバム「With The Beatles」に収録。
It’s All Too Much
- イッツ・オール・トゥー・マッチ
- 1967年6月
- George Harrison
- George Harrison
【備考】
イントロの幻想的なギター・サウンドはいわゆる「フィードバック・サウンド」。ジョージはこの曲について「当時のサイケデリックな時代全体についてのロックンロール・ソングを書きたかった」とコメントしている。アルバム「Yellow Submarine」に収録。
It’s Only Love
- イッツ・オンリー・ラヴ
- 1965年2月、6月
- Lennon-McCartney
- John Lennon
【備考】
1950年代後半~1960年代初期に流行ったアメリカン・ヒット・ポップス風のメロディとリズムを取り入れた曲。ただ、ジョンは「歌詞が気に入らない」「ビートルズ時代の最も嫌いな曲」と語っている。アルバム「Help!」に収録。
I’ve Got A Feeling
- アイヴ・ガッタ・フィーリング
- 1969年1~2月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney(John)
【備考】
ジョンとポールが作った曲を合体させて作った曲と言われているナンバー。作曲したパートをジョンとポールがそれぞれリード・ヴォーカルを歌っている。オルガンはビリー・プレストン。アルバム「Let It Be」に収録。
I’ve Just Seen A Face
- 夢の人
- 1965年2月、6月
- Lennon-McCartney
- Paul McCartney
【備考】
リード・ヴォーカルはポールで、ポールがアコースティック・ギターの腕前を初披露している。ポール・ジョン・ジョージの3人がアコースティック・ギターを弾き、リンゴはブラシでスネアドラムを演奏しているいわゆる「アンプラグド的な」構成のカントリー&ウエスタン調の曲。アルバム「Help!」に収録。
スポンサーリンク
コメント