節分の意味を知ると面白い

こんばんは。

スピリチュアル・セラピストのImanari Kiwa(今成輝和)です

今日は節分。

もう豆まきはお済ですか？

我が家も毎年の恒例行事。恵方巻を食べた後は、
皆で豆まきをしました。

「節分」とは、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことで

年4回ありますが、

いつしかしだいに春だけに用いるようになって、
現代では、立春の前日のみを「節分」と呼ぶようになっています。

二十四節気では立春が一年の始まりでもあり、
そこで立春前日の節分に、
新年に向けて豆まきで、

邪気を祓うようになったそうです。

今年の豆まきは、ちょっと簡易版。
袋に入った煎られたお豆を、袋ごとまきました。

本当の豆まきではないような気もしましたが、
後かたずけがとっても楽でしたよ。

買ったお豆についていた、豆まきの由来。

「昔、鞍馬山の奥の僧正谷という所に住んでいた、鬼神が、都に乱入しようとしたので、
三石三斗の豆を煎って、鬼の目をつぶして災厄をのがれたという事が始りです。」

とありました。

また他では、「中国伝来の『追儺（ついな）』という行事に由来しているとの事。
もともとは大みそかの行事として宮中に入ってきましたが、
室町時代から立春の前日の節分に定着したといわれています。

豆まきの「豆」は煎った豆であることが大事なようです。
生の豆を使うと拾い忘れた豆から、

芽が出てしまうと縁起が悪いからですって。

また「煎る」は「射る」にも通じているからだとも。

日本人は、言葉の意味を大切にしている民族なのですね。

節分には、
焼いた鰯の頭を柊（ひいらぎ）の枝に刺して、節分の日の夕方に、
門口に出しておくという
柊鰯（ひいらぎいわし）という風習も知られていますね。

でも焼いた鰯が生臭くて、とっても玄関にはかけられません。

私のセッションの中心となる算命学は
「陰陽五行」の考え方基礎になっています。

少しだけ内容をお話すると、

宇宙に存在するすべての物事は
「木・火・土・金・水」の五行に

分類されているという考え方です。

そして、「木・火・土・金・水」それぞれが、
相手を強める影響を与える関係性や
相手を弱める影響を与える関係性で出来ています。

宇宙に存在するすべてのものの一部である人間、
これをもとに、セッションでお話するんですよ。

ここでまた節分の話に戻ると、

鬼や大豆は陰陽五行説では、
「木・火・土・金・水」の「金」にあたり、
この「金」の作用を弱める影響を与える「火」で大豆を煎ることで、
鬼を封じ込めるという意味があります。

豆を煎る意味は、
前述の言葉の意味だけでなく、

そんな意味も込められているのですね。

そして最後は、豆を人間が食べてしまうことにより、
鬼を退治した、ということになるんですね。

こんな意味を知りながら、豆まきしてお豆を食べると、
また一味違った節分となりますね。

またもうひとつ面白い事に、

鬼の姿には訳があったんです。

「鬼門」という言葉はどこかで聞いたことはありますよね。

「鬼門」＝鬼の出入りする方角＝「北東」

「北東」の方角は、十二支に当てはめると丑、寅の方角。

鬼の姿を思い出してみてください。

寅のパンツに「牛（丑）」の角をもった姿として、描かれていませんか？

陰陽五行、グッと興味が湧いてきませんか？

他にも日本の行事としてなじみがあるのが、
「七五三」

また五節句の

一月の七草の節句、

三月三日の桃の節句、

五月五日の端午の節句、

七月七日の七夕の節句、

九月九日の菊の節句。（あまり習慣化されていませんが）

「夏の土用の丑の日にウナギを食べる」習慣など、

陰陽五行から生まれているんですよ。

日本の中で、知らず知らずに生活に密着している陰陽五行説。

知れば知るほど奥深く面白いです。

明日は「立春」

明日は例年になく暖かく、

春一番が吹くかもしれないとの事ですが、

「2019年　あなたの星を使い、今年の簡単な目標を明確化するお茶会」開催します。

いい新年の門出となると嬉しいです。