自然のサイクル

おはようございます。

スピりチュアル・セラピストのImanari Kiwa(今成輝和)です。

もう4月も中盤となりました。

東京の桜はすっかり葉桜に。

我が家に生けてあった「啓翁桜」も、
花はとうに散ってしまいましたが、

新芽から葉が沢山出てきて、
今は勢いのある若葉を
楽しんでいます。

花が散ってからの小さな新芽は、
本当に可愛かったです。

あの可愛い花を咲かせるのも、
新芽が出るのも、

寒い冬の間、
じっと寒さに耐えながらも、
沢山の栄養を蓄えて、
春の訪れを待っているからこそですね。

日本には、寒い冬があり、

寒い時期にはついつい、

「南国に住みたいな。」

なんて思ってしまいますが、

春が訪れると、
この穏やかな暖かい春を彩る、
桜を愛でる事が出来て、
日本にいる事のありがたさを感じます。

そして日本は四季があります。

一つ一つの季節の良さを、
私たちは知り
その季節ならでは感じられる楽しさを
味わうことができます。

本当に幸せな事ですね。

寒い冬から、花を楽しみ、心も軽やかになる春。

そして夏の風物詩を楽しみ、

秋の涼やかな空気にホッとする。

そんな美しい自然と同じ様に、
私達人間にも、サイクルがあります。

沢山の栄養を心や身体に入れて、
じっと芽吹きのタイミングを待っている時期。

そしてスクスクと成長し、
自分のベストなタイミングで、
花を咲かせる時期。

そしてその花が終わり、実をつける時期。

芽吹きを待っている間は、
何ごとも行われていないのではなく、

目では見えなくても、
しっかりと心の中で、
変化が起きている時期です。

わが身となると、芽吹きを飛ばして、
常に花が咲いている状態を
望んでしまいますが、

自然のサイクルを見ていると、
巡っていって
栄養を蓄え芽となり、
花が開き、実を結ぶ。

それが自然な状態なんですよね。

花を咲かせ、実を結ばせる為には、
若を芽生える時期もあれば、

その若葉を芽生えさせるために
全てを削ぎ落して、
じっと静かに
栄養を蓄える時期もあります。

その時期がなくてっは、

花はつけられないのです。

じっと栄養を蓄えている時は、
苦しく、もがき、
先の見えない不安感に
襲われる事があります。

でもその苦しくても大切な時期が
あるからこそ、
見事な花を咲かせることができるのです。

全てはサイクル、循環です。

同じところを循環しているのでゃなく、

スパイラルです。

もし今先が見えない不安に襲われたり、
苦しくもがいているとしたら、

それは必ず先が開ける、

花を付けられる、
準備期間にいるだけなんだな、

と思って下さい。

そしてその準備期間というのは、
まさしく心の変容の為に
大切な時期なのです。

あなたの中の心や感情に気が付き、
大切に育てていく為の時間。

それはあなたにとって、
いらない物は手放し、
栄養を沢山入れている時期。

そんな全ての自分を受け入れ、
沢山栄養を入れた分だけ、
大輪の花が咲かせることができるはずです。

そして、

しっかりと栄養を蓄えていたら
必ず開きます。