一人の寂しさと人がいる寂しさ

こんにちは。

スピりチュアル・セラピストのImanari Kiwa(今成輝和)です。

誰でも今までに「寂しい」という気持ちに
一度は陥った事はあるのではないでしょうか？

でもその感じ方は人それぞれ。

暇な時間が続いて、手持ちぶたさになる時とか。

つき合っている彼と別れた時。

子供が巣立ったと感じた時。

家族が周りにいても、

友達と一緒に居るのに、

ご主人と一緒に居るのに、

寂しさを感じる人もいるでしょう。

一人でいるから、「寂しい」
とは限りません。

大切な家族がいても、友人がいても
「寂しさ」と感じる事も。

「ちっとも主人は私の気持ちなんて解ってくれないわ。」

「友人達が幸せそうに見える。」

自分の気持ちに共感してもらっていると思えない時、

人が楽しそうにしている時、
自分がその気持ちになれない時、

「なんだ私だけ・・」

と、ふと寂しさが襲ってくるかもしれません。

周りに人がいても、
自分が一人ぼっちの様に感じ。。。

でもそれは

自分が期待している対応を
相手がしなかった事への、
怒りだったり、

自分が知らなかったり、
入りこめない世界を楽しんでいる
相手への嫉妬心などが、
ひょっとしたら、あるからかもしれません。

そして

家族なんだから、自分と気持ちが一緒で当たり前！

人は自分の事を気を遣ってくれて当たり前！

友人なんだから、自分の事を考えてくれて当たり前！

とどこかで思っているからかも。

でも、

人は親でも子でも全く違う質だったり、
例え似たような質だったとしても、

完全にお互いを理解することはできません。

ですから他人は尚更ですよね。

同じ環境の中に住んでいても、
違う人間として生きているから。
立場も違うし、捉え方も違うからです。

もうかなり前にこんな事がありました。

その当時同居していた義母の事で、

ちょっとイライラしていた事がありました。

中学生の娘に、

「おばあちゃまって、こんな言い方するのよ。意地悪なんだから。」

というような事をぼやきました。

それを聞いた娘が、

「私がママだったら、そう思うかもしれないけど、私にとっては優しいおばあちゃまだから・・・」

と。

娘の返事を聞いて、

ちょっとした寂しさを感じたことは事実です。

「こんなに近い娘でも解ってくれないのね。」

でも考えてみたら、

義母の事を悪く言って、

娘に義母を悪者と、

洗脳しようとしたのは私。

娘が私の意見に賛同してくれなくて、

「本当に良かった。」と思いました。

ですから

家族でも、友人でも、
自分とは違う人間だから、

同じ様に感じなくても、

解らなくても当たり前。

ぐらいに思っていたほうがいいと思います。

でも、「どうせ人は解ってくれない。」

「私は一人でもいいわ。」

と頑なになってしまうと、

ひょっとしたら、その気持ちが、
自分から周りを遠避けてしまうかもしれません。

人が解ってくれたらとても嬉しいし、
共感してくれたら、
本当にありがたいことですね。

皆違う人間どおし。

違う個性、考えを持ちながら、
その中で支え合う。

人の気持ちを汲み、
労わりを持つ。

まずは自分からその気持ちになってみる事が、
自分が感じる寂しさから抜ける
一番の方法ではないでしょうか。