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海底で“ひずみ”観測

2019-08-20 11:11:43 | 地震

超巨大地震に備え…予測精度高める研究開始 海底で“ひずみ”観測 北海道大と東北大

政府が「切迫性が高い」と想定している、千島海溝沿いの超巨大地震。
海底にたまった「ひずみ」の動きを観測し、地震や津波の予測につなげようと、新たな研究が始まりました。

海に囲まれた道東の浜中町。
もし海底の下で地震が起きたら…道は最大34.6メートルの津波が来ると予測しています。

「最大で40パーセントと言っているわけですから、これはもう極めて高い確率」(おととしの地震調査委員会の会見)

政府の地震調査委員会の予測では、30年以内に東日本大震災に匹敵するマグニチュード8.8程度以上の地震が千島海溝で起きる確率は最大40パーセント。
マグニチュード7.8~8.5程度の地震が根室沖で起きる確率は80パーセント程度にも及びます。
そんな中、予測の精度をさらに高めようと、北大と東北大が共同で新たな調査を始めました。

「機械を海底に沈めておく」(北大地震火山研究観測センター・高橋浩晃教授)

海溝周辺では海側のプレートが沈み込んで、ひずみが蓄積し、地震と津波が発生します。
このひずみの動きを、海底に観測機器を設置して捉えるというのです。

「(これまでは)陸上にある観測機器を使って、海のひずみの状況を調べてきた。そうすると、ぼやけた姿しか見えなかったので、やはり海底での観測で、きちんと起こっていることを捉えることが非常に重要」(北大地震火山研究観測センター・高橋浩晃教授)

千島海溝周辺の海底3か所に設置し、年に1回、船から音波を発信して地殻が動いた距離を調べます。

「十勝・根室沖では海のプレートが1年間に10センチぐらいのスピードで沈み込んでいる。10センチのうち何センチが、ひずみとして蓄えられてるのかがわかると地震の規模の予測にもつながる」(北大地震火山研究観測センター・高橋浩晃教授)

地震予測の精度が日々高まる一方、いまだ地震の予知はできていません。
胆振東部地震からまもなく1年…私たちの日頃の備えが必要です。


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