18日の朝に発生した地震は、茨木市では震度６弱という大阪の観測史上最大の地震となりました。

 

突き上げるような衝撃のあとに、横揺れが始まった感覚でしたが、阪神淡路大震災の時よりも激しい揺れに感じました。

 

この日は電気屋さんの応援を頼まれていたため、自分のお客様の予定は入れてませんでしたが、電気屋さんも仕事にならないということで偶然にもフリーとなり、家も整備工場もぐちゃぐちゃでしたが、ガスや電気など安全だけは確認し、すぐに消防の活動服に着替えて屯所に集合しました。

 

管轄区域を消防車で巡回しながら、住民の方達に声を掛けて安否確認を行っていると、次々に倒壊した壁などが目に入ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

近くの高架上では阪急電車が停まり、線路上を歩く大勢の方達の姿もありました。

通勤・通学ラッシュの時間帯でもあり、1時間ほど経過した後に通った際にも、まだ電車から降りる事が出来ていない乗客の方がたくさん車内におられました。

 

消防本部も混乱しているため消防無線も応答がない事が多い中、消防車を呼び止める住人の方も多く、マンションのロビーで異臭がするという事での確認や、近くのおばあちゃんが行方不明のため窓から進入しての捜索、倒れた食器棚などを起こしたり、割れた瓦屋根に登ってブルーシートを掛けたりなど、朝から何も食べれないまま気付けば暗くなってました。

 

幸いにも火災がほとんど無く、行方不明のおばあちゃんも見つかり、大きな怪我をされた方も管轄区域では少なかったのが救いでした。

 

消防車の運転中や活動中もライフレスキューへの問い合わせ電話が鳴り続けていましたが、あまりの着信のため、以前からお付き合いのあるお客様と留守番電話にメッセージを残していただいた新規のお客様だけ何とか折り返しの電話が出来たような状況です。

 

数日間は問い合わせの数の多さや、近所の方のお手伝いをしながら、既に予定されている仕事をこなす状態ですので、なかなか全ての電話に対応できない可能性があります。

 

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、メールでお問い合わせいただけますと夜中でも返信が可能ですので、出来ればメールをご利用いただくか、留守番電話にメッセージを残していただければと思います。

 

 

まだガスが復旧せず余震も続く中、数日間は再び大きな揺れが来る可能性もありますので、同じ状況をお過ごしの皆様、後片付けなど大変ですが一緒に乗り切りましょうね！

 

 

最後になりましたが、今回の地震で被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。