さくらの木のおはなし。 | まどでんきがかり。羽生結弦選手全力応援
「杜の都とよばれる街の公園に 新しく木が植えられました」
 
 
 
 
 
「なんで俺が絵本の読み聞かせなんかやってるか、だと?」
 
 
 
 
 
「俺のイケボがどこまで幼稚園児に通用するか、てなミッションだ」
 
 
 
 
 
「まぁその前に 幼稚園のせんせを萌え倒れさせようという狙いもあっけどな」
 
 
 
 
 
「さ  続きだ」
 
 
 
 
 
そのあたらしい木は とても誇らしげに公園の池のそばに立っていました
 
 
あつい夏がすぎ  時おり冷たいかぜが吹きつける秋がきました
 
 
「さむくないですか」
ある日 池が木に話しかけました
「だんだん 葉っぱが赤くなってきましたね」
 
 

 
「はい」
木はすこし悲しそうに 続けます
「赤くなるのはうれしいけど  葉っぱがどんどん落ちていくのは寂しいです」
 
「それに周りには 仲間の木が1本もなくて」
 
 

 
たしかに  その木の周りには 何も植えられていません
 
 
 
 
「寂しくなんかないですよ」
池は声を大きく はりあげました
 
「葉っぱが落ちていくのは 春にうつくしい花を咲かせるためのじゅんびをしているからです
それに見てごらん」
 
 
「ほかの木がさむくてちぢこまっているのに あなたからは新芽がいくつも顔をだしています
あたらしい仲間たちが あなたとともに大きくなろうとしているんですよ」
 
 
 
 

「周りに木がなくたって寂しくなんかありません
あなたはあなたが思うように 大きくなれば良いのです   
それが」
 
 
池は息を大きく吸いました
 
「それがあなたを見守る みんなのねがいです」
 
 
 
 
さわやかな風が吹いてきて  その小さな葉っぱを揺らしました
 
 
 
おしまい
作: 小太りなブログ主
 
 
 
 
「とまぁ  感動的な話だけど」
 
 
 
 
 
 
「どうも俺が読むと  ウソくさくていかんな」
 
 
 
 
 
 
「でもこれは事実に基づいて作られたハナシだかんな」
 
 
 
 
 
 
「以上  メガネ アヒル口  ノドボトケ三大委員会でした」
 
 
 
 
 
イミフすぎてびっくり
 
 
 
 
これは七北田公園に植樹されている、ゆぢゅるの木です。
 
 
 
 
今年の6月に植えられましたね
 

 
 
 
ほとんど葉っぱは落ちていますが、よく見ると。
 
わかるかな?
 
 
 
 
 
ちっさい仲間が頑張ってるんですお願い
 

 
なんか勇気と元気が湧いてきます。
 
 
 
 
Rさんありがとう!
 
 
 
 

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