こんにちは、健康と美の【ファーマシー大学堂】薬剤師の前田順子です。
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病院や医院を初めて受診する時や久し振りに受診する時は、受付で必ず問診票を渡されます。既往歴や受診した理由(現在の症状)を書くことになります。しかし詳しく書くスペースがなかったりしますし、書き忘れを防ぐためには、前もって丁寧に箇条書きにしたものを持参すると良いと思います。それを記載した問診票と共に受付に提出すると、ドクターに前もって読んでもらえれば診察がスムーズに運びます。
3分間診療とまではいかなくても、ドクターの前で短時間に伝えるのは中々簡単ではありません。自覚症状や既往歴をきちんと伝えることは、正しい診断に大きな力を発揮します。しかし自覚症状に勝手に病名をつけるとドクターに叱られることもありますので、ご注意下さいね。
その点、相談できる薬屋さんでは、ある程度の時間をかけて徹底的に患者さんのお話を聞くようにします。場合によっては、ご本人が来店されないこともあるので、ご家族などから慎重に聞き出します。
調剤業務はドクターの処方があってこその仕事ですが、OTC販売(相談による一般薬などの販売)は直接的にはドクターの指示は(ほとんど)なく、100%販売者に責任があるので慎重の上にも慎重になります。
ということで、病医院や街の薬屋さんを上手に利用することで、より良い医療を受けられると思います。
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