ノスタルジックな街 松本 28 旧松岡医院 | 安曇野の四季 宮下 鉃 写真ブログ

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ノスタルジックな街 松本 28 

 旧松岡医院

 

 松本市大手5-1-3 「旧松岡医院」は大正14年に建てられた木造2階建ての病院建築で、外壁の細部のデザインやステンドグラスなどに大正ロマンの特徴を色濃く表現されています。

 木造のままのサッシや波打つガラスなど保存の状態も大変良好でぜひこのままの状態で保存して欲しいと思っています。

 宮島医院(旧)神戸医院を建てた佐野貞次郎(旧開智学校を建てた立石清重の弟子)が棟梁としてかかわっています。 現在は「川上建築設計室」が事務所として使用しています。

 

 松本市には、擬洋風や大正ロマンの建物がたくさん現存していますが、地方都市における、近代建築遺産としての文化的価値にも関わらず、近年、徐々に解体の憂き目にあっています。

 旧開智学校が国宝に指定され、その技術を引き継ぐ数々の建築が、体系的に保存されると良いのですが、おそらく保存する予算が追い付かず、毎年少しずつ姿を消して行くことは大変寂しいことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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