2017年の冬から、藤沢和厩舎は劇的に変わった。
その正体は「ポリトラック」だ。
「ウッドやダートでは擦過傷やトモズレ(球節背面が地面に触れて生じる傷のこと)の不安が付きまとう。特に冬場はこの傾向が強い。凍結してしまうので馬場に水をまくことはできないからね。ポリトラックはその心配が皆無。馬の仕上げに当たって非常に助かる」
これが1年前の藤沢和師の見解。
そして今週、
「世界を見渡しても調教の舞台はポリトラックの坂路。ウッドチップで負荷をかけるなんて言ってるのは日本だけだ。今のサラブレッドは馬車馬みたいに余計な負荷をかけてビシバシ追わなくても走るんだよ。鉄下駄履かせた姿三四郎みたいな時代遅れの稽古を無理強いしてると、馬にパワハラで訴えられるぞ」
やっぱりこの人面白いわ(笑)
先週ポリで追い切ったレイエンダがあっさり凡走。
あれはマルターズアポジーの激流(言うほど速くなかったが)
に戸惑ったのが敗因だろ。
で、シェーングランツ。
この馬、ずっと在厩なのな。
天栄仕上げでもないから、これは藤沢流の挑戦状。
外厩主流のいま、大竹キムテツみたいな餌やり師は
勝手に成績を伸ばす。
調教師のプライド、ズタズタだよな。
在厩。
ポリ追い切りへの移行。
鞍上武豊。
世界のフジサワの壮大な社台へのリベンジとみた。
馬について補足すると、2走前の切れ味は超破格。
小回り札幌で次位に1秒6差の上がり3Fなんて
俺の記憶にはねーぞ。
てなわけで、裏情報で徹底的にマークしている馬
⇒人気ブログランキングに掲載の中に、
シェーングランツの名前があるか確認してほしい。
ここは枠順が超重要だ。