■がん 筋肉を動かすとマイオカインが出て、認知症、抗がん作用#マイオカイン | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

↑筋肉をつけて、マイオカインを放出させよう!

 

私は、本を読むだり、映画を見たりする方が好きで、あまり運動が好きではありません。

でも、勉強すれば、骨格筋を動かせる、発達させておくと、病気になりにくい、認知症にもなりにくい、といわいるので、なるべく歩くようにしています。

 

●マイオカインとは

①若返りホルモンと呼ばれています。

②筋肉で作られる物質で、マイオカインが分泌

③血糖値の低下

④認知症予防

⑤抗炎症作用

⑥マイオ(myo、筋肉)+カイン(kein、作動物質)

⑦心不全の予防

⑧現在では50種以上のものが発見

 

 

●どうすればいいマイオカインが放出されるのか?

①人間の場合は、軽い運動、スクワット

②運動する前にBCAAを飲む方が効果的といわれています。

③もふもふちゃんも寝たきりにならないように、散歩、運動をさせた方がいいですね。

④がんの子も適当な散歩は運動をして、マイオカインを出させた方が。

 

「がんと炎症、代謝研究会」では、そのうちマイオカインの薬が出きて、運動がしにくい人に内服か注射をして、病気の予防、健康年齢を伸ばす、などが考えられているそうです。

 

シニアになって、入院した途端に認知症が進むということは、歩かないので、マイオカインが出なくなるからだ、と思いました。

元気でいるために、スクワットと運動が必要のようです。