私たちの病院では、がんで来た子や難治性の子には、何を食べているか? 尋ねます。
猫さまは、
あのにゅるにゅるしたものが大好きで、それをあげている人がよくいます。
とろりとした食感
*筒に入っているもの。
*缶詰
*レトルト食品
などのとろみの成分を作るために。
『増粘剤、増粘多糖類』
この成分の中に、一部に発がん性が疑われるものがあり、缶詰型やパウチ型の商品などに広く使用されている。
少しなら、大丈夫だといれていますが、猫さまの中では、これを毎日、食べている子がいます。
とろみの食感のものを与えるときは、よく成分を見てくださいね。
●飼い主さんが出来ること。
*とくに、とろみの成分があるものを与えるとき、『増粘剤、増粘多糖類』が入っていないか見る。
●ドライフードを食べない猫さまは、
とろみ成分がないフードを買ってきて、葛粉でとろみをつけてあげてくださいね。
●とろみの作り方
①鍋に水と葛粉を入れてよく混ぜる。
②①が出来たら、魚だけの缶詰などを入れる。
③とろみがつくまで、弱火で炊く。
これをお伝えした猫さまは早速、飼い主さんに作ってもらってよく食べているそうです。
もちろん食事だけで、がんは治るとはいえませんが、食事も変えていただきたいと考えています。
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