ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

水曜日のネコ

2019年06月18日 18時04分45秒 | 酒の話
「水曜日のネコ」を呑んだ。
これ本場ベルギーの基準では、間違いなくビールだけど日本の基準では発泡酒になるらしい。
でもまあ、そんなことはどうでもいい。
気になるのはこの不思議なネーミング。
由来は・・・

 「週の真ん中水曜日に自宅でのんびり羽をのばして飲む時のご褒美ビールであってほしい・・・」

ということらしいけど、確かに水曜日はわかるけど、でも、なんで、猫?

「どうして1番じゃないとだめなのですか、2番ではだめなのですか?」
と、民主党政権のころの、今でも国籍不明の人の言葉を借るると、
「どうして猫じゃないとだめなのですか?犬ではだめなのですか?」
・・・と、ついつい言いたくなる。

でも、ともあれ、「水曜日のネコ」の話。
とっても軽くて飲みやすかった、苦みもない。
まずはうんうん、うんちくたらたら、それなりのプロの酔っぱらいを装いつつ、
「あっ、そう・・・それじゃまずはこれを飲んでみたら?」
と勧める。
そんなビール。

いつまでも発泡酒や第3のビールにとどまっている素人の酔っぱらいを、
少しでもより高みに引き上げようという、その蜘蛛の糸のような、
発泡酒や第3のビール地獄にうごめいているガンダダを救ってあげよう、より高みに引き上げてやろう、
そんなお釈迦様になった気分?
そうそう、そんな気分になって、「水曜日のネコ」を呑んだ。

そう、やっぱり、軽い。
発泡酒や第3のビールにすっかり汚染されてしまった人のための舌ならし。
そうそう、まずは穢れた舌をこのビールで洗い清めて、浄土に上がってきなさい!
そんなビールだよ。

ところでやっぱり、それでも、残るのは、なんで猫?
きっと、このネーミングを考えた人は単に、「猫が好き!」だったのだろう。
でもね、自社の製品のネーミングを個人の趣味にゆだねる、こんな会社ってとっても魅力的だと思わない?
呑んでみようかと思わない?

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