地方都市の中国支援
三重県四日市市は市民に理解を得られる武漢肺炎支援として姉妹都市の天津市に対して医療品を送ります。
多くの自治体が緊急備蓄マスクを送る
日本の地方自治体が中国に対して医療品を送っていますが、多くの場合姉妹都市などからの支援要請によってマスクを要求され、送っています。
しかし、日本でもマスクが思うように入手できず、花粉症の人は困っているようです。さらには医療機関もマスクが入手できず業務に支障が出ているところもあるようです。
中国支援状況
各自治体が中国にどのような支援をしているかニュースを拾いますと・・・・
香川県が中国・陝西省にマスクを送りましたが、多くの県民から「県民に配れ」といったアタリマエの苦情が出ています。しかし県は、県民に配る予定はないとのこと(笑)
兵庫県は姉妹都市の中国の広東省と海南省に備蓄しているマスク120万枚のうちおよそ100万枚を送ります。
京都府向日市は友好交流都市の杭州市からの要請に対して備蓄している防護服やゴーグルなどの一式を99セットとマスク2万8千枚を送ります。
京都府長岡京市も、友好都市の寧波市にマスクを送るようです。
熊本市と交流都市である蘇州に熊本地震の際、全国からの支援物資として送られてきたマスクを1万枚送り桂林市にも5万枚を送ります。
日本でも手に入らないマスクを中国ファーストな自治体はドンドン送っています。
ちなみに、兵庫県の病院でマスクの入荷が危ぶまれており、このままだと病院関係者はマスク無しで仕事をする事になっちゃうかも。
しかし、唯一の市民ファーストニュースも入っており岡山県総社市は市民や医療機関、学校向けに備蓄のマスク40万枚を配っており、市民はマスクが手に入らず不安が広がっており、備蓄物資はいざというときのもので今がその時と判断されたようです。
四日市市の支援は違った
三重県四日市も姉妹都市の天津市から「できる支援をお願いしたい」と強烈な支援要請が届き、それにこたえざる負えなくなりました。市にも医療品の備蓄がありますが、現在入手困難のマスクをここで送った場合、補充の見込みがありません。
そこで、日本国内で入手できるが天津市で不足している医療品を購入して送る事に決定しました。
その医療品は感染拡大防止支援のため医療用手袋(検査健診用グローブ)5万枚だったのです。
予算は秘書国際課から30万円程度を捻出します。
市民を第一に、しかし天津市に支援
三重県四日市市近辺では満足にマスクを入手できませんから、他の自治体のようにマスクを送るなんて事になったら、赤い都市と言われた四日市市でも市民からクレームが噴出し支持は得られなかったと思います。
無謀にもマスク要求する某団体系に負けない判断
しかし、強烈に「マスクを送れ」と突き上げを行った団体がいます。
詳しくは書けませんが、このブログをご覧になっている賢明なオーディアンスはどこの団体系かお判りになるんじゃないでしょうか。
そんの圧力に屈することなく、大人の判断として医療用手袋を送った事は素晴らしい判断だと思います。
賛否分かれる決定
この決定には賛否が分かれるところですが、「マスク」送れと主張している某組合系の団体や人からは非常に強力な圧力があったようです。
しかし、「マスク」を送ったら市民から支持は得られません。
さらに保守派からは支援自体が大問題されます。また、天津市との姉妹都市自体に反対だったりします。
市民目線の画期的判断
姉妹都市からの要求を無視する事が出来ない四日市市としては、現在入手困難になっている市民の為に備蓄したマスクを中国天津市に送らずに、日本国内で十分入手可能な医療用手袋の支援決定は市民目線の画期的な決定で、「マスクよこせ」団体の圧力に屈しなかった事は素晴らしいと感じ、他愛のないニュースでしたがUPさせていただきました。
また、今回は忙しい中
関係機関や関係者の皆様にお話聞かせて頂き有難うございました。
しかし、市民の為に備蓄したマスク放出したら・・・・・だったので、良いお話を聞けて安堵しています。
賛同し「良い決定」の声はこちら
今回の決定には少なからず「反対」意見がありますが、当社としては画期的な決定だと考えます。
この判断をどこが行ったとか、誰が行ったと言えませんが、嫌み無しで「良い決定」との声はコチラにお願いします。
その声がこれからの市民目線の行政を進めるうえで力になると思います
秘書国際課 担当事務
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8111
FAX番号:059-354-3974
メールアドレス:hisyo@city.yokkaichi.mie.jp
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