こんにちは。フラワーフォトセラピー協会の内藤由貴子です。
前回の「非常識な写真」の記事をFacebookでシェアしたら、
ある方からこんなコメントをいただきました
「 良かれと思って『誰かの力になります様に』とか自分の思いを込め
て撮影してしてしまいそうですもんね。」
この方は、お仕事で写真を撮っていらっしゃる方です。
プロの方が、ご興味をお持ちいただいてありがたいです。
ただ、誤解を避けるためにお伝えすると
一般の写真と比べてイイワルイといっているわけではないですから。
親が子供の成長の記録として撮る写真には愛がありますし、
プロの方の写真は、やはり完成度が高いです。
コメントの件ですが、
「誰かのためになりますように」というのは
「癒せる写真」という意図においては、無理なわけで…
あくまで「癒す力」として
同じような「再現性」が求めらるからです。
さて、昨日、「空」という言葉を使って
よくわからない、と思われた方もいるかもしれません。
もっとわかりやすい言葉で言えば
存在としての「ありのまま」を撮るということ
そこに何か作意を入れて、より美しく見せようとする必要はない
もちろん、ありのままでより美しく見えるような光や角度など、
配慮し、構図も考えて撮るのは、作意ではありません。
この時、撮影者と花の間には、本当に一瞬ですが
コミュニケーションがあります。
花が「こう撮ってくれるとうれしい…」という情報をキャッチするような感じです
よくフォトグラファーがモデルさんに「きれいだよ いいねいいね」
と声をかけて撮るのとは違います。
だって、これだと撮り手が、「もっとこうあってほしい」
ですから、ありのままではない…
相手は花です。自然の中で生まれて存在する美しさは、
イイもワルイもない
「ありのまま」です
こう見せれば美しいのに…と思うのは、言ってみれば人間のエゴ。
私もこうした撮り方で撮るように少しはトライしてきましたが
花の意識を感じることは、少なくありません。
『素直に気持ちを表現できる』
さて、「癒す力」には「再現性」が必要です。
もう一つの要素は、この写真はデジカメで撮っていること。
デジカメが無ければ、こんなセラピーはできなかったかもしれません。
なぜなら、デジカメの写真は、「光の情報」だからです。
フラワーフォトセラピー開発以前に、人の気を思うように動かす実験として
色の布や色彩光線なども、材料として実験されてきました。
しかし、色の再現性が難しく、効果はあるもののうまくいかない、という難題がありました。
たまたま思いついて花の写真を使ったら、どうやら気が動くとわかりました。
しかも、デジカメで撮った写真の再現性は、色としてとても美しい。
自然が与えてくれた色と形は、完全です
私はカラーセラピーをしていましたから、昔から色が心身に影響を与えるのを知っています。
実は、色は光です。
光は周波数をもつ波動です。
たとえば、色のびんに水を入れて光を当てて色の波動水をつくるとかは、昔から行われています。
ブルーソーラーウォーターなどの言葉を聞いた人もいるかもしれません。
でも、色と形が完璧な花からもらった人の意図が入らないエネルギーは、
単一の色より良いと思いませんか？
水を写真に置いたら波動水になるというのは、そういうことなんですね
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