〜Change from Education Be happy and exiciting!〜
今日は2つの質問に答えた
時期的にも、この悩みは多そう
【質問1】
もしお返事いただけるようでしたら、お願いします。先生の本をいくつか読み、今まで一人娘に口出ししすぎていたことを反省し、関わり方に気をつけています。中学1年の時、私はA高校へ行ってほしいと言いましたが、娘はB高校がいいと決めました。中学3年の今、B高校も無理そうだからC高校がいいと言っていますが、それではC高校も受からないと本に書かれていたので、娘に伝えました。
ところで併願で私立高校も考えていますが、先日の説明会で娘の成績で併願でも合格の確約がもらえると言われました。行く場所が1つ決まっていると安心なのですが、成績を上げるためにはよくないのでしょうか?その高校も希望している特進コースでなく、総合コースなら確約できるということなのですが。
【回答1】
目標設定は、1つ上で設定という話をいつもしているので、その話が前半ね
なぜ1つ上かというと、人はそこを目指すとそこに到達する程度の努力しかしなくなるからです
例えば90点とる子は100点目指しているから90点なのです
だから、10%増し、ワンランク上を目指していかないと目的地には到達しないという理論です
このように具体的に言わないと、子どもは理解できないので、ただ「上を目指さないと無理よ」と言ってもダメなのです
具合的に説明をしてあげるといいね
確約校が1つできると、得られるものは「安心」です
安心が、吉と出るか凶と出るかですが、通常は吉と出ます
凶と出る場合は、もともと、チャレンジをしたいと思っていない場合なので、結果としては同じになります
ですからトータルとみると、併願はあったほうがいいということになります
お子さんの様子からすると
高校受験に関しては、意識が薄いので、お子さんのスイッチオンはまだ先になります
遅咲きパターンです
お子さんの長所、イケてる部分をあげていくという自己肯定感アップをしていくと、今後、自分でやりたいことが見つかるようになります
それが、スイッチが入る瞬間です
【その後次のような返信メールをもらいました】
上のメールをお送りいただいてから、お子さんが私の「中学生の勉強法」講座に参加されたようで、次のようなメールをいただきました。スイッチ入ったみたい
(以下)
質問の回答、ブログで読みました。ありがとうございました。娘のやる気スイッチは、石田先生の講演会で入れていただき、頑張っています。模試で社会は92点、五教科の偏差値が51から60まで上がり、びっくりしています。
【質問2】
はじめまして。
息子は公立中学に通う3年生男子です。
中1より、定期テストで平均点より下で5教科200~250点です。
性格はマイペースで受け身なところが多く、計画を立てて勉強することは上手ではありません。
家庭で、母とスケジュールを決めて(母主導が多い)、テスト4週間くらい前から少しずつ漢字や、ワークを解いたり、英語の家庭教師も週4時間程教えてもらっています。
個別塾で数学も学んでいますが、週1回で、間違えた箇所をやり直しその時は理解できています。
文章や難しいと思ったら飛ばしがちです。
理科社会は好きな教科ですが、60点から70点くらいです。
英語は、スペルミスやクエスチョン無し、日本語解答を英語解答してしまったりで、50点前後です。
数学は、中1から60点からどんどん下がり30点前後にまで下がってしまいました。
勉強の時間は長いですが、メリハリがなく、問題を解いて間違えたら解答を見てやり直していますが、おそらくどういう理由で間違えたから次はここに注意して解いてみようというより、出来るようになったら次に進むというスタンスです。
理科や社会も、口頭で一問一答で答えられても、テストで発揮しきれていません。
知識はあるものの、上手く引き出しからチョイス出来てないと、担任や塾の先生にも言われます。
思春期もあり、感情の起伏も激しいですが、成績を平均点より上を目指したいという目標もあり、宿題やテスト直しも声かけすると始めます。
スピード感はありません。
親以上に受験に対して不安ややらなければいけないと感じていると思います。
親の関わり方、勉強の仕方など教えていただきたいです。
すでに、やっても上がらない、何をどこからどれだけやったらいいかわからないといった気持ちがあるようです。
気持ちの切り替え方のアドバイスなども教えていただけると嬉しいです。
【回答】
まず、中3で親が勉強に関わっている段階で、大きな変化は厳しいです
これまで親が随分と勉強に関わってきてしまったため、子どもには点数を取るとか成績をあげるという気持ちは薄くなってしまった可能性があります(親がOKを出すかどうかが基準で行動してしまって、自分が満足いくかどうかの基準ではない状態)
本人は受験に対する不安があるようだけど、通常は不安があれば必ず自分で行動をします
それを親が言わないとやらない状態であれば、これまで誰かがやってくれたというモデルにはまっているため、動けない状態になっているのでしょう
ただ、これまでずっとやってきたことを、ここでやめると、いきなりサバンナに放たれた状態になり、完全アウトになる可能性もあります
で、徐々に外していくんだけど
そこで、どうするか
細かい様々な方法や親の子どもとも関わりについては、これまで東洋経済オンラインで120本書いてきたので、該当しそうなの記事をみてね
120本の記事は→こちら
また、勉強方法は「中学生の勉強法」の本を出しているので、勉強方法はそれをご覧頂ければ、よくわかると思います(勉強方法も間違った方法をやっていると思います。正しい方法であれば必ず成果が出るので)
でも、勉強の方法を知る前に、まずは本気になるのかどうかを本人が決めないといけません
そして本気になると、必ず行動しますので、それで本気かどうかが判断できます
口でやると言っても、行動しなければ、それは本気ではないという判断です
本気にならないと、勉強方法を教えても、やりません
私が主催している中学生の勉強法でも、「本気になる→勉強法を教える」という流れを作ってやっています
その本気は親が引き出すのではなく、本来は担任や塾の先生がやるべきことで、親は生活面のサポートだけなのです
この人を本気にさせるというのプロでないと難しいです
プロの教師やプロの塾講師は生徒に対して単なるコメントや批評ではなく、子どもの本気を引き出すことが役割であることを自覚しているため、親に丸投げはしません
そのようなプロに勉強はお願いしていくといいでしょう
中3で受験も近づくと本人も時期の問題でこれまでとは異なるモードに入るので、自らやる気になる可能性は高いため、第三者にお任せするようにした方がいいでしょう
まだ公表していないけど、12月以降年内、札幌12/7、函館12/8で講演会が決定してます〜
あと11月に三重でやるかも
【新刊本】
新刊本書店に並んでます〜
初の中学受験という言葉を入れた本です。特に中学受験は親の焦りや心配が多いため、子どもとの会話(アプローチ)で失敗することが多いため、ぜひ参考にしてみてください。中学受験に関わらず全ての親子の会話で適用できますよ〜
★「中学生の勉強法」 発売2週間で重版、2ヶ月で3刷となりました!
7月1日〜5日のNHK総合テレビ「610 夕方のニュース番組『いまほん』」で石田勝紀が出演してこの本について語りました
2019/03/07 Amazon総合37位 「学習指導部門」で第1位、楽天「学習参考書・問題集部門」で第1位、紀伊國屋書店「小中学参部門」で全国1位となりました!
「中学生の勉強法」がついに有名教科書会社さんから書籍となりました。この本で、ノウハウを全て公開します。なぜ点数を取る方法がこれまで公開されなかったのかが明らかになります。これまで「中学生の勉強法」講座として行ってきた上位5%が共通してやっている方法について1冊の本にしました。さらに本には動画がついていますので、スマートフォンでノウハウを知ることもできる画期的な本にしました。ぜひ効果を実感してみてくださいね。
◆中学生の勉強法の本をなぜ出版するか?→こちら
Amazon予約は→こちら
<石田勝紀による直接指導『中学生の勉強法』講座>
名古屋 11/8(受付中)
岡山 11/29(受付中)
講演詳細・お申込みは→こちら
一日で150万PVを超える記録が出た大反響の「東洋経済オンラインの記事」が書籍化された本です。いつも叱り続けてしまう、そんなことよくありますよね。それには原因があり、対策があるのです。よろしければ、ご参考になさってみてください。
2018年11月〜2019年1月までANAの一部の国際線、国内線で電子書籍として読める3冊の1冊として選ばれました
2017年9月28日にAmazon総合15位、子育て分野で第1位となりました。
★「子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば」発売1年で5刷決定!韓国語版も決定!
私があちこちでお話している、自己重要感を高める10のマジックワードです。事例をふんだんに入れました。さらに、この言葉を子どもにかけるママさんの自己肯定感も、ついでに上がっていくそんな本です。Amazonは→こちら
2018/08/17、Amazon総合120位、子育て分野5位、育児日記分野1位となりました。
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