1. 2017年と2018年での獅子座日食の共通点と相違点
昨年(2017年)の8月も、獅子座で日食が起きました。このときは上高地までエッセンスづくりにいっています。穂高神社奥宮の明神池で波動取りをさせて頂きました。そのエッセンスと、今回の獅子座日食との同じところ、違うところを考察します。
2. 2018年の蟹座日食と獅子座日食のエッセンスの違い
今年は蟹座日食-水瓶座月食-獅子座日食と、「食」が3回連続し、地球やわたしたちに大きな変化を促しています。 同じ日食でも蟹座日食と今回の獅子座日食とでは何が違うのか。 順番や星座による違いを考察。
3. 日食エッセンスと月食エッセンスの違い
同じ「食」でも、日食と月食ではどう作用が違ってくるのか・・・これまで作製したエッセンスの性質を振り返って考察します。
* * *
1. 2017年と2018年での獅子座日食の共通点と相違点
まず、昨年の獅子座日食につくったエッセンスとはいかなるものであったか。
作用を端的に言うと、「浄化」と「もう一度始まる」という変容を促す。
浄化は、実際にリーディング中に咳、喉の痛みの改善としてあらわれた。
一方、2018年(昨晩)の獅子座日食は。
「サードアイ!!!
額の眉間のうえに 直径2~3㎝の盛り上がりができるのが
はっきり、わかる。」
これは、2017年上高地版にはない特徴。
「暗闇のなかに白い空間が生まれている。
この空間は あくまで白く、清浄である。」
テーマカラーは白。 昨年は黒と赤だったけど。
「リセット、仕切り直し、
新規蒔き直し (始めに戻ってもう一度やり直す、改めて一から出発し直す)
やってきたことがうまくいかない・もう機能しない→手放してカラにする」
「感情がないっつーか 「白々とした」という感覚
怒りとか、悲しみとか、どうしたらいいのという不安とか・・・感じないというか。
ちゃらになる感じ。
そうした、日常的なこまかい感情なんか
どうでもいいやん、みたいな。」
「転生してもう一度生まれるってくらいの感じ」
「本当に振り切ってしまう感じ」
今年の獅子座日食で一番しっくりきた言葉は、「新規蒔き直し」だ。
もう一度種を蒔く。
これまで培ったものが だめになった。
気を取り直してもう一度。
あまりいい表現ではないけれど、
まるで戦争で何もかも失って(強制的にすべてをチャラにされ)
もはや何の感情も湧いてこない、という心境で迎える、今日という日の夜明け。
何もなくなった大地に、白々と夜が明けていくのを観てる心境。
これまでの経歴や肩書、財産、家族さえもなくし
荒廃した土地でやりなおすような・・・。
ちょっとやそっとのリセットではない。
「生きる」という命の根っこにつながって立ち上がる。
「生き抜く」という覚悟や強い意欲がなければ通り抜けられないような。
それは、去年の上高地版の
「そこに至るには すべてを 置いてこなくてはならない」
「もう一度生まれる」
と通底するところがある。
上高地版は「太古」、ソース(始原)に戻るという感じを黒と赤で表現するが、
今年の日食は、何もないというのを白で表現する。
なにか荒涼とした寂寥感、それでも光=希望=ポジティブが確かにそこに内包されている。
そう、
期せずして共通したキーワードは
「もう一度生まれる」
だった。
生まれる前の場所、あるいは、生まれたばかりの場所は
黒と白 どちらも色のない時空。
一切に意味づけのないフラットな場所。
そこでは感情すらない。
不要なものは、必然的に手放されていくだろう。
上高地版では喉の浄化、
今年は 「頭部から首筋、背面全体へ滝のようにエネルギーが流れ下る 流す、解毒 呼吸が深くなり、ラクになる」
ちなみに、
獅子座の日食ではなく、本来の獅子座新月ならばどんな感じか。
2016年の獅子座新月
やっぱサードアイきてる。
「火と水の浄化」、「大らかなエネルギー」は獅子座の波長だと感じる。
でも、先の2つの日食のケースは、いかに獅子座といっても、大らかさは感じない。
それがみせるビジョンの壮大さや、もっともっと究極の状況に追い込まれて「生まれ直す」感覚は、新月の中の新月である日食特有のものかもしれない。
2. 2018年の蟹座日食と獅子座日食のエッセンスの違い
蟹座日食(7/13)-水瓶座月食(7/28)-獅子座日食(8/11)
今年の3連続の食。
その始まり、蟹座日食は
グランドトラインとカイトという 大層派手で、幸福な天体配置だった。
【Essence Reading】蟹座日食は錬金的作用と浄化。
そのときにできたエッセンスは、
水の星座である蟹座らしく
頭蓋内の脳脊髄液を動かす浄化作用と脳の水分調整をするもの。
(副鼻腔から眼の奥、脳基底部、鼻中隔、隙間という隙間を洗い流すような感覚)
松果体。サードアイにつながる。
「開始 はじまり
何度でも始める
いつも新鮮なはじまり」
「フェニックス(不死鳥)のような大いなる生命、
この世界の本当の姿をかいまみる。」
これらのメッセージから、蟹座日食の作用とは
<脳脊髄液を浄化することで、サードアイがより活性化され、生き直すほどの変容を遂げる>
ことにあるといえるだろう。
蟹座日食コンビネーションエッセンス「Reborn❤」は
この類まれな、徹底して洗い流す作用を強く打ち出すようにデザインしたものである。
日食(新月)=始まり、ではあるが、厳密にはその前に必須である浄化を徹底して行うことこそが眼目であったのだ。
では、獅子座日食はどうだったか。
こちらは、連続する食の最後であり、8/8に開いたライオンズゲートがまさに閉じる時に起きた。
台風も重なり、占星術的には天王星の逆行開始と重なる。
どれをとっても、気楽じゃないサイン。シビアな印象。
こちらは浄化もさることながら、
「生まれ直す」ことに力点が置かれる。
蟹座日食は、「生まれ直す」ために、浄化をやる。
では、間に挟まった水瓶座月食はというと、
解毒、リセット。
端的には「裏返す」
内側にあるものを、外に出す。
言い方は汚いかもですが「全部吐け!」みたいな。
ビニール袋をひっくり返すように、裏表がくるっとひっくり返る感じ。
普段は見えないクロい部分に、突如バーンとご対面。
パワーも勇気も要るよね。
このときも台風が(異例のコースをたどって)日本列島にやってきたように
水瓶座は風の性だが、水の、「流れる」性質も持ち合わせている。
タロットの「星」のように。
この月食も、いわば浄化のターン。
こうして
蟹座日食(7/13)-水瓶座月食(7/28)-獅子座日食(8/11)と並べてみると、
<水をくぐって浄化され、火をくぐって再生される>
ということか。
星座によって、もしくは、食の順番によって
その性質や役割は違っている。
前半の2つは浄化イベント。
後半の2つはなんか変容の容赦ないイベント。
(で、蟹座は食でもやっぱりやさしいな!という結論)
その違いは、こんなふうにも例えられるかもしれない。
部屋のリフォーム(エネルギーシフト)が決まったら、まず何をするかというと
蟹座日食で、汚部屋の清掃開始。
とりあえず邪魔なゴミを捨て、水拭きして汚れをごしごし落とす。
水瓶座月食で、見えない部分をひっくり返して掃除する。
押入れを開け、中を全部出す。
洗濯機や冷蔵庫も動かす。
そして・・・獅子座日食は、すべての荷物がなくなって、がらんとした部屋を眺めている。
部屋の中は、白々とした光が満ちている。
「何もかも、いまから始まる。」
3. 日食エッセンスと月食エッセンスの違い
とりあえず今回手元にリーディングデータがある食のエッセンスとして
蟹座日食や獅子座日食と、水瓶座月食で比較してみる。
蟹座日食
【Essence Reading】蟹座日食は錬金的作用と浄化。
水瓶座月食
いきなりだけど、ざっくりまとめると
日食は、共通して
サードアイか松果体に関連する作用。
生まれ変わり、再生。
月食は、
表面からは見えないもの、本質をみる、自分自身をみる。
どちらも、生死に関わる・・・・というか、生死を超えたところを感じる。
日食は、文字通り、一度死んで、もう一度生まれる。
太陽が命の根源だから
その食は生死に直結したアナロジーを与える。擬似的な死の体験ともいえる。
月食は、自分をみることを要請する。
自分の本心をのぞき込むことは、恐ろしい。
「妖女サイベルの呼び声」(P・マキリップ)で、そのことが、こう描かれている。
魔女サイベルは、いまや伝説となった獣たちとエルド山で暮らしていた。そのなかには、ただ一つ以外はすべての謎の答を知っているという、猪のサイリンがいた。
山の中で獣と暮らしていたサイベルも、愛することをしって人の世界に降りていき、人に裏切られ、憎しみのあまりに復讐を企てる(国同士の戦争をおっぱじめる。そして、国王ドリードを恐怖で破滅させる)。
・・・ そんな彼女に、サイリンがかけた謎が、これなのだ。
「巨人グロフは片目に礫を食らった。するとその目は裏返って彼の心を覗き見た。彼はそこにみたもののゆえに死んだのだ」
サイベルは開戦前夜に「自分自身のなかにある恐怖」を体験し、戦を放棄して獣たちを自由にし、独りで山に帰る。サイリンの「何故?」にだけ、サイベルは答えらしいものを返すのだった。
「知ってるでしょう? 眼が裏返って、自分の中にあるものを見たからよ。」
私はあらゆるものに縛られている。私は恐れるものは何もないと思っていたけど、ちっぽけな自分の領分を侵されるのを何よりも恐れているのだわ・・・
そうか、と呟くようにサイリン。
「謎かけ師はある日、己の謎を解く鍵をなくした。が、鍵は己の心の中で見つかった。ごきげんよう、サイベル」
巨人グロフ・・・は、この小説では極めて印象に残る句なのだが
月食の印象がまさにこの、
「裏返って内側を見る」(that eye turned inward so that it looked into his mind)なのだ。
自分の内側。 内面。
そして 「みたもののゆえに死んだ」。
これ以上の説明はいらない。
このような、のっぴきならないところに連れて行く月食は
満ち満ちて溢れだす満月とは似ても似つかない異質さがある。
満ち満ちて、くるっと裏返るのである。ホラーやろ。
このように、
日食が生命エネルギーの満ち欠け・再生をテーマとしてるのに対し、
月食は、自分の内面、自我、感情にサーチライトを当てることをテーマにしている。
とりあえず、概観するために書いてみました。
思いついたら、適宜、追記します。
読んでくださって、ありがとう❤
何か思い当たることあったら、コメントください!
ランキングもよろしくお願いします♪
心・からだ・魂のバランスを取り戻し、本来の自分を生きるために。
いろんな種類のレメディやエッセンス(オリジナル)を扱っています。
ヒーリング、リーディング、カウンセリング、エッセンスとレメディ選びまで、お一人お一人に合わせて行う個人セッションをご提供しています。 あらゆる心身の不調、他人に相談できない悩み、ブロック外しやオーラ浄化など、どうぞお問い合わせください。
ご注文・お問い合わせ ←こちらからどうぞ(クリック)